レア度がある人間になりたいです!
先日、3年前に卒塾した高校生2名が、4月からの進路の報告のためにわざわざ塾に来てくれました!
「変わってない、でも大人になった」という、こちらに安心感しか与えないステキな報告タイムでした(笑)
また、進路以外でも興味ある報告を聴けました。
卒塾生Tさん「就職前にたくさん資格を取ろうと思って、まずは漢字検定2級に合格しましたよ!」
卒塾生Yさん「熊本県内で、(声楽の総体みたいな大会で)1位取りましたよ!新聞にも載りました(笑)」
などなど、
どうやらこの2人は、高校生活の中で自分の希少価値「レア度」を上げまくっていたようです(笑)
この「レア度」、今後の社会では特に重要視されるのではないかと私は考えています。
近年の市場では、商品やサービスの質の向上と価格設定は、頭打ち状態にあるように見えます。
例えば、
今どきラーメン屋さんのラーメンは、どこでも当たり前に美味しい.
ケータイ大手3社の打ち出した新料金プランは、驚くほど安価で、内容に差が無い.
何社もある保険会社の医療保険のプラン…もはや違いが分かり難い(笑).
商品とサービスの質の向上と価格競争の末、より良いモノが、より手に入りやすい世の中になったのです。
同じような高品質と価格で、ただメーカーやブランドだけが違う商品やサービスが並ぶ今、消費者は「何」を見て選んでいるのでしょう?
それは、商品やサービスの提供者、即ち「人」ではないかと私は思っています。
例えば、
Aさんが経営してるラーメン屋さんだから、食べに行く.
Bくんが勤務してるから、あのメーカーのケータイショップへ行く.
Cさんなら信用できるから、その医療保険に加入してみる.
など、商品やサービスの質や価格だけでなく、どんな人が提供してくれているのかを消費者は見ているのではないでしょうか。
店員さんの接客態度でお店を選ぶのも、これと同じことだと言えます。
私の姉はパン職人の旦那さんとパン屋を営んでいます。
そのパン屋は、オープン以来、手作りパンが連日完売しています。
決してパン屋が無い街にあるというわけでもなく、コンビニもスーパーもあります。
パン職人の旦那さんには怒られるかもしれませんが、私は旦那さんのパンが美味しいという理由だけで、連日完売するとは思えないのです。(ごめんなさい!)
「○○さんが作って売るパンだから」という理由も大きいのではないかと思うのです。
では、どんな提供者なら、消費者から選ばれるのでしょう?
それは、他者との違いを表せる「レア度」がある人です。
「レア度」という「価値」には「安心と信用」が生まれます。
「安心と信用」があるところに、人はたくさん集まります。
それは宝石がそうであるように、至極シンプルなことです。
では、何をどうすれば、どう考えれば「レア度」を得られるのでしょう?そして、それを高められるのでしょう?…
☆
今日はとても長くなってしまったので、ここまでに致します(笑)
初の中断、失礼します!!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございます!
来週も宜しくお願い致します!