塾長はシンプルな凡人だからというお話
世の中には、ごく一部、マジでスーパーマンみたいな人がいます。
「え!?」って思える行動を「ん!?」って思えるスピードで判断して「は!?」って思う暇も与えないスピードで行動して、ちゃんと結果を出すような人が、ごく一部、本当にいます。
彼らに比べて、弊塾塾長である私は、シンプルな凡人です。
特に“スピード感”で言ったら、“凡”ではなく、“鈍”の方だと思っています。
それをはじめて痛感したのが高校生の時で、大学でも勿論、社会人になっても、凡で鈍なことを痛感します。
なんでそんなに速く覚えられるの!?なんでそんなに速く解けるの!?なんでそんなに速くレポート終わるの!?なんでそんなに早く就職決まるの!?
そして何事も速い彼らは、速いだけじゃなくて、良い結果を出すんです、まったく(笑)
どの分野にも、どの領域にも、必ずスーパーマンみたいな人はいました。
彼らを目の前にして、私が感じたのは、敗北感と劣等感です。
別に勝負していたわけでもないし、友人だったり後輩だったりもしたのに、敗北感と劣等感を心の底から感じました。
彼らとは違う、いや、彼らが違うのだ。彼らが周りと違うだけであって、自分は普通なのだ。
そう思えましたが、そう思いたくありませんでした。
だって、彼らの姿はどっからどう見ても、宇宙人ではありません!
※スーパーマンはクリプトン星から来た宇宙人です!
しかも、敗北感・劣等感を感じたそれ自体は、素手で空を飛んだとか長時間潜水ができたとかではなく、模試で良い点を獲ったとか営業実績が高かったとかシンプルな人間技だったので、競えないはずも追い付けないはずもないと思えました。
逆にそう思えたからこそ、敗北感も劣等感も生まれたのでしょう。宇宙人が相手なら、鼻から敗北感も劣等感も生まれやしません。
では、彼らのような“スーパーマン的な人間”に勝ったり追い付いたりするためにはどうすれば良いのでしょうか?彼らの共通点は、何にしてもスピードが速いところです。行動やその行動を起こすための判断のスピードが彼らをスーパーマン的な存在にしていると私は考えています。
じゃあ、彼らと同じスピードで行動したり判断したりすれば、彼らに勝ったり追い付いたりできるのか?これは浅はかにも試した私だから言えることですが、速く動きゃあ良いってもんじゃないみたいです(笑)。
そもそも、なぜ彼らは速く動けるのか・速く判断できるのかを先に考えるべきでした。
彼らのスピードの「燃料」は知識と経験です。知っている・予測できるから速く判断し行動ができるのです。
私はシンプルな凡人で、スーパーマンに劣っています。だから、まずは、彼らより多く行動するしかありません。彼らが10の行動をするなら、私は30の行動をする。そのために彼らより早く起きて、彼らよりも10分でも15分でも早く行動をはじめる。彼らの3時間が私の6時間なら、私は10時間の行動をする。
これが私の出した「凡人がスーパーマンに勝つための方法」です。
当たり前過ぎるがゆえに、大半が言い訳を吐き、動こうとしません。だから勝者は常に少数派なのです。
凡人だからより多く動く。
至極当然で、とても大事なことです。
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
それでは来週も宜しくお願い致します!