いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も明るく元気に通塾してくれた塾生・講習生の皆さん、夏休み中の昼食や塾・習い事への送迎などお子様をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
…ていうか「脳に汗をかく」とはどんな状況か?というお話
8月に入りました!おそらく「いよいよ夏本番!」というのが一般的な8月の印象かもしれませんが、塾や家庭教師のお仕事をされている方々からすれば「いよいよ夏が終わる!」というのが8月の印象なんだろうなと、勝手に思っております(笑)
なので、夏もいよいよクライマックスです!
受験生の皆さんは「脳に汗をかく」受験勉強を進められているでしょうか?
同様に、受験生ではない塾生・講習生にも問いたいです。
ていうか、脳に汗をかくとは?
勿論、実際に脳が汗をかくことはあり得ません。脳は「汗をかけ!」と体に信号を発する器官です。なので、ただのオシャレ(?)比喩です。
体中から汗が噴き出すくらい、スポーツで肉体を酷使するように、勉強で脳を酷使しているか?
灼熱の太陽の熱さに汗が止まらないくらい、脳を発熱させているか?
つまり、勉強する中で頭を使うことにこの上ない疲労を感じることを「脳に汗をかく」と表現しています。
4時間座っていることに疲れた、書き続けることに疲れたなどの「肉体疲労」ではなく、「脳内疲労」です。
理想のイメージとしては、マンガやアニメの中でキャラクターが考え過ぎて頭から煙を出す描写を見かけることがありますが、アレです(笑)
個人的な体験として、公式すら初見だった「全然知らない数学の問題」を解いていたときのこと。参考書・参考プリント・スマホ画面の3方向の解説に目を飛ばしながら「コレじゃない。アレか…え、そっち系?…あ!わかった!…ん?違うじゃん!」とブツコツしていたら、実際には鳴っていませんが、“プッツン⚡”みたいな、“シュ~~🔥”みたいな(笑)、いくようにも表現できる“脳内オーバーヒート”の音が鳴りました。
お仕事で考え事が多すぎる知人は「頭部が重い!頭だけポンッて取り外したい!」と表現することがあります(笑)これも立派な“脳内オーバーヒート”、脳が汗をかいている状態と言えましょう。
今回夏季講習に参加してくれている学生の皆さんには、この領域まで来て欲しいと私は思っています。
勉強に疲れるのではなく、頭を使うことにちゃんと疲れたうえで、塾から帰ってほしいのです。
今まで使ったこともないくらいの規模感で、自分の脳を酷使してほしいです。
先日、中3生にもお話しましたが、私は自身のこと(塾・予備校・家庭教師も含めすべて)をただの「サービス提供者」だと思っています。「先生」という呼ばれ方も、その環境だけで必要なただの役名またはあだ名の類と捉えています。
ただのサービス提供者なので、提供者として私は容赦なく成績を上げにかかります。
なので、夏季講習を受講する皆さんは、私の勢いに飲まれて“機械作業”にならないよう注意してください。今なぜこの単元の課題なのか・なぜこの課題量なのか、それらにもちゃんと脳を酷使して、「いつの間にか成績が上がってた!」なんてことが無いようにしてください。
すべてが自分の行動の結果で、1日の成果が自分の(行動の)おかげだと思えるようになって欲しいです!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!