いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
【前回に引き続き「中3共通テスト」についてのお話~社会編~】
まずは前回に引き続き、「中3共通テスト」のお話をさせて下さい。
⭐前回👉https://www.instagram.com/p/DRmFlAqEnSo/
今回は「社会」についてです。平均点からも分かる通り、今年度の共通テストで中3生が最も苦戦し、得点を取り難かったのが社会です。
大学入試の改革以降、高校入試の社会の問題は文字数・資料の数が少しずつ増え、語句の暗記だけでは太刀打ち不可な「読み取り問題」が殆どとなっています。定期テストで出題されるような「語句を覚えているだけで得点できる問題」はわずかです。知識の有無を確認される問題よりも、知識への「理解度」を確認される問題がメインになっているのです。
歴史の問題で例えると「享保の改革」という語句が尋ねられている問題ではなく、「享保の改革が必要だった理由」を尋ねられているような問題です。地理で例えると「偏西風」と答えるだけの問題ではなく、「偏西風がA国に与える農業的な影響」を答えるような問題です。
知識という「点」についてだけ問われているのではなく、複数の知識が連なっている「線」を問われているイメージです。
このような問題の出題が主流になると
「これまでの詰め込み型の勉強ではダメだ!」
とネットニュースやらで書かれているのも見かけますが、正直それに対しては
「じゃあ、どうすんのさ?」
と心から思います(笑)
おそらく、ネットニュースやらと僕とでは話をしている「土俵」が違うのだろうから、仕方なしと思っています。僕の立っている土俵は「塾生の受験勉強」です。土俵なので勿論「制限時間」があります。この土俵での勝利条件は「得点アップ」と「志望校合格」の2つ。2つの勝利条件は「または」ではなく「かつ」です。この2つの勝利条件を制限時間内に満たすために、知識を詰め込む勉強は、最優先かつ大前提の勉強です。
「知識が無ければ知恵は生まれず、解法はおろか問題を問題として認識できず、議論にすら参加できない」
この考え方が僕の塾での勉強方法の根っこです。
受験生にはいの一番に知識の定着を求めます。その後は、練習問題の難易度を上げるにつれて、知識の深化と複数の知識の連結を促します。この知識の深化の深さと連結の長さと幅が「理解度」であり、問題を解答するのに必要な「対応力」です。知識の深化と連結は、練習問題の難易度を上げるなかで、解説の読み込みと解き直しを徹底して行えば、勝手に起こるものです。それが「自学」というものです。この流れの作成と修正、流れのスピードの管理が、僕のお仕事の1つです。
受験勉強のように時間に制限があるのなら「順番」は大事です。効率化すなわち無駄を少なくすることは「順番」があってこそです。まずは詰め込む。それからそれらを繋いでいく。これが一番シンプルで早いです。
もしも時間に余裕があるのなら、詰め込むと同時に「線」に繋ぐこともできるのかもしれません。しかしながら、特に理科・社会は毎年度そうではない状況が殆どです。
受験生の皆さん、詰め込むべきものはまだまだ増えます。ちょくちょく僕が塾で言うように「手を抜いた者から…」です。今冬も一緒に死ぬ気で頑張りましょう!!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!