【「実績=事実」ではあるけれど…】公式LINE配信メッセージ[2022.03.05]

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

事実=実績だとしても、実績=結果保証・能力定着保証ではないという謳の悩み

先日、菊池市の広報誌に菊池農業高校・菊池高校・菊池女子高校の卒業生数人の、進学先と就職先とメッセージが掲載されているのを発見しました。
ここ最近、農業高校の魅力にビビビッと影響を受けている僕ですが(笑)、掲載されていた菊池農業高校の卒業生の進学先を見て「おお!?」と少々驚きました。鹿児島大学農学部、熊本県立大学環境共生学部、早稲田大学社会科学部と、地方の実業系高校から進学するにはそれ相応の学力または活動記録がなければ、一般でも学校推薦型・総合型でも、合格が難しい大学が並んでいたのです。
「すごい!菊農からでもこんな学校に進学できるんだ!」
と純粋に嬉しく感じた瞬間に、その感情に急ブレーキをかけました。なぜ急ブレーキをかけたのかというと、それは自分が「シンプルな勘違い」を起こしそうになったからです。

これは進学先を選ぶときや、塾や予備校を選ぶときにも注意しなければならないことです。

広報誌に掲載されていた卒業生たちは、農業高校という有名大学に進学するには難しい環境下で、進学のための学習や資料集め・活動記録や対人関係に時間と体力のすべてを投入し、自身の力で合格を勝ち取った、至高の努力家たちです。
つまり「レアな卒業生がいた」という事実があるだけであって「農業高校からでも有名大学に行ける」ということには至らないのです。

同様に「○○大学合格!」と貼られている予備校があったとしても、合格した生徒がいた事実があるだけで、その予備校に通えば○○大学に合格できる程の能力が身に付くということにはなりません。結果とはそのほとんどが当人の行動量によるものなのです。

こんな具合に「宝くじに当たった人がいるんだから僕にも当たるかもしれない」で、宝くじを買うべきではないのは明々白々です。しかしながら「やっぱり実績を謳うこと以外に宣伝材料になるものは無いのかな…」と、市場の勉強をしながら悩み込むここ最近の日々です。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

小・中学生対象 春季講習2022申込受付中です!

さて、2021年度もいよいよクライマックスです!弊塾では3月28日(月)~4月5日(火)の日程で2022年度のスタートに向けた春季講習を実施致します。前年度の総復習や新年度の予習を通して、進級・進学の足場を固めましょう!
対象:小学生・中学生
教科:小学生は国語と算数、中学生は数学と英語
実施期間:3月28日(月)〜4月5日(火)※土日はお休み
受講料金:受講コマ数により決定 2,700円〜
学力模試:受験希望者のみ実施※受験生は必須 3,300円
塾探し中など、受講をご希望の方はお気軽にお問い合わせください!

《お問い合わせ》

※Ⅰ〔春季講習の学力模試の受験について〕
新中学3年生および中学受験を希望する新小学6年生は必ず学力模試を受験してください。
※Ⅱ〔新中3の模試について〕
春季講習の学力模試以降、新中3生は今年度と同様に県模試を受験して頂きます。模試の結果は受験対策を進めるうえで非常に大事な情報です。予めご了承ください。

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