苦手分野をどう見つけようか?というお話[公式LINE2025.12.13]

いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

【苦手分野をどう見つけようか?というお話】

先日、「タイムロッキングコンテナ」というモノを初めて知りました。
僕が見たのは2㎏程度のお米を入れられるくらいのシンプルな箱で、蓋には時間・日付を設定できるタイマーが付いていました。主な使い方は、「箱に収納したモノを設定した日時まで手に取れなくする」というものです。
塾生に知っているかどうか聞くと、名前は知らずともどんなモノかは知っていました。
このタイムロッキングコンテナ、殆どのメーカーで推している使い道が「禁煙促進」と「スマホ依存からの脱却」なんです。なかには子どもが勉強している画像を使用して「これで集中力向上!」と広告しているモノも…。

もう、「マジか?そこまでしないとダメか?」という感想です(笑)スマホの使用は喫煙と同等レベルのようです(笑)
必需品でありながら不要ともしたい存在。もはや施錠までしないと、日常での「優先順位の付け方」にすら支障をきたす存在なのかもしれません。

「優先順位」といえば、先日ふと塾でお話した「苦手分野の探し方」。これも優先順位の付け方と言えるかもしれません。

受験勉強が佳境を迎える今、苦手内容の抽出は、受験生として必須の作業です。しかしながら、いざ苦手分野を探そうとすると、「試験問題への不安」などから、アレやコレやと出てきます。仕舞には苦手分野を探していたはずなのに、「私は理科が苦手!」と教科全般を指してしまう…(笑)すでに十分に理解できている分野もあったはずなのに。これだと時間の無駄を生んでしまいます。

ここで僕がお勧めする苦手分野の探し方が、「まずは出来るものをどんどんあげていく」です。“出来るの程度”は「おそらく・たぶん出来る」のレベルで大丈夫です。そうやって出来るものをどんどん挙げていったのち、残ったものが最優先で手をつけるべき苦手分野です。詰まるところ、プラスな方向で考える消去法です。

これは、お仕事での「TO DO リスト」の作り方と同じです。
僕の知っているTO DO リストの作り方は2つありまして。1つは「今日やるべきことを挙げていく」という、まさしくな作り方。もう1つが「今日やらなくて良いことを挙げていく」作り方です。今日やらなくて良いことを決めれば、今日やるべきこと・今日じゃなきゃダメなことが自然と決まります。僕が普段使うのがこの後者です。

僕の場合、お仕事でも家事でも、どうしても「やらないといけないこと」と「やらなくても大丈夫なこと」が混ざってしまうんです(笑)
なので、やらないといけないことだけを絞り出すために「今日はやらなくても大丈夫なこと」をまずはどんどん挙げるようにしています。

先ほどの「苦手分野の探し方」も同じ仕組みです。「出来ること・十分理解している分野」は「やらなくても大丈夫な分野」です。

さて。スマホを手にすることは、やるべきこと・やらなくても大丈夫なこと、どちらにあたるのでしょう?(笑)勿論、立場によって答えは違うかもしれません。しかしながら、「受験生」または「成績を上げたい学生」であれば、思考不要で即答必至です。それくらい至極当然なことに上手く対応できない場合に、「タイムロッキングコンテナ」は最高なアイテムなのかもしれません。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!

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