【卒業シーズンなので、榊もひとことを贈りたい!】公式LINE配信メッセージ[2023.03.04]

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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

卒業シーズンなので、榊も「ひとこと」を贈りたい!!

今週は県内の多くの中学校・高校で卒業式が実施されました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!!
そして小学6年生はもうすぐ卒業ですね!!

そんな卒業シーズンなので、校長先生やPTA会長殿にも負けずに、榊からも卒業生に向けて「贈る言葉」を贈ります!…なんか日本語が変です(笑)

「いろんな人たちに、自分から、たくさん話しかけてください!」

高校や大学または私立の中学に入学すると、知っている人よりも「初めまして」の人たちの方が多いはずです。この世界には自分とは全く違う感覚や価値観、「自分だけのルール」を持っている人たちが、まだまだたくさんいます。自分とは違ういろんな人たちと多くの言葉を交わすことで、自分自身の感覚や価値観はより豊かになり、そして「自分のルール」はより柔軟になっていきます。
人間を知ることは、世界を知ることです。だから、いろんな人たちに、自分から、たくさん話しかけてください!

実は、この言葉は僕が中学校を卒業するときに、担任だったO先生が話してくれた言葉です。「高校は知らない人だらけだから、自分からたくさん話しかけていきなさい!」と。もう20年近く経ちますが、未だその言葉は色褪せません。たぶん、僕の生き方を大きく変えてくれたからです。

O先生は、いつも茶髪の長い髪を一本に束ねた小柄な女性の先生で、体育の先生でした。とりあえず声がでかく、とりあえず沸点が低いので、「怒らせたらヤバい先生」の1人でした(笑)しかしその恐ろしさの反面、とても明るく、生徒・先生を問わず誰にでも気さくに話しかけてくださる先生でした。
だから、卒業式という最後の日にO先生の口から「自分からたくさん話しかけなさい」という言葉が出たのは少し意外でした。もしかしたら僕の見てきたO先生の姿は、O先生の素や本質ではなかったのかもしれない、そう思ったからです。

高校の入学式当日、出席番号順に整列する僕の前後左右は、同じ制服を着た知らない人たちばかりでした。意地悪かと言いたくなるほどに、同じ中学の友達は別のクラスに固まっていたのです。史上最悪な学校生活がスタートしたと本気で思いました。
そのとき頭の中でループしはじめたのが、O先生の「自分からたくさん話しかけなさい」の言葉でした。
それまでの15年間、知らない人に話しかけたことなんてありません。社会科の職場体験でも友達の影に隠れるような人間でしたし(笑)
なので、「勇気を振り絞る」ってやつです。「どうにでもなれ」ぐらいの感じで、自分の前に並ぶ全ッ然得体の知れない男子に、自分から話しかけることにしました。

結果、その彼とは今でもご飯に行ったり、仕事の話を交わしたりする仲です(笑)
入学式以降、彼は間違いなく、僕の高校生活を最高なものに仕上げてくれた存在の1人になりました。

O先生の言葉は僕の進む方向の角度を、ほんの数度だけ変えてくれました。180度なんて簡単には変えられません。
しかし、1度変わるだけでも、先の未来は大きく変わっていきます。中心角が1度でも、扇形の弧の幅は半径が伸びるにつれてどんどん広がっていくのと同じです(笑)

新しい学校生活では、少しの変化を大事にしてほしいです!

最後まで目を通して頂きありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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