実は少し違う、塾と学校の英語学習[公式LINE2026.03.21]

いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です!今週も元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

【実は少し違う、塾と学校の英語学習】

先日、中1生からこんな質問が飛んできました。
「これって何が違うんですか?」
手元を見てみると次のような問題でした。

問)次の英文を、違いに注意して、日本語に直しなさい。
(1) This is a small cat.
(2) This cat is small.

少なくとも現中2以上であれば容易に答えられる問題だと思います。しかし、中1の質問は「何が違うのか?」です。現中2以上はこの質問にちゃんと答えてあげることが出来るでしょうか?

(1)は「これは小さい猫です」、(2)は「この猫は小さいです」だから違う。

これは勿論ダメです。英文で何が違うのかに答えていません。

おそらく質問してくれた中1生の頭の中には「これ」というワードと小さい猫のビジョンは浮かんでいたのでしょう。問題文から2つの英文が違う日本語訳になることは明白です。しかし、2つの英文は冠詞aが在るか無いかの違いはあれど、単語の並びはほぼ同じに見えます。
現中2以上からすれば「え?同じ並びではなくない?」とすぐに思ってくれるはずですが、いまの時期の中1なら、Thisで始まる英文は条件反射で「これは~です」の日本語訳が発動することが多いので、未だ違いに気付けない生徒も少なくないのです。

今回は質問された時のように、ホワイトボードでじっくりと解説することはできないので、ザックリと質問に答えます。
「2文の違いは2点。1つは主語が違う。1つは主語がどんなもの・どんな様子なのかを説明している内容(be動詞から後ろの内容)が違う」

ちなみに、砕き過ぎた解説は思考を止めさせ鵜呑みも招くので、ある程度「思考の余白」をつくって解説するのが僕流です。決して意地悪ではありません(笑)

さて。やっとタイトル回収です(笑)
もしも学校の授業中に同じように中1から質問が飛んだ場合、先生が僕のように答えるのは、おそらくNGです。学校の英語の授業のなかでは「英文の構成」に深く触れないため、殆どの生徒に混乱を生むからです。
学校の英語の授業は、僕の知る限り「基本フレーズを使って、言い換えが出来るようにする」のがメインです。これは「言語を学ぶ・習得する」うえでは至極全う、シンプルに正しい方法です。そこでは僕が解説で多用する名詞・助動詞といった「品詞名」や主語・目的語といった文の構成要素の名前は使用されることはあっても多用はされません。

ではなぜ僕は…というか塾は、この「正しい方法」で英語の学習を進めないのか?
それは「目的」が違い、目的の達成に「制限時間」があるからです。制限時間とは志望校への合格は勿論「学校の学習進度に追い付いてもらう」ことも含めます。
弊塾の英語学習の目的は、英語を嗜むことではなく、英語の問題で1点でも高く得点できるようになることです。そのために、品詞名や文法名、英文の構成要素の名前を多用し、「日本語」を使って学習の効率化を図り、勉強と学力の速度と角度を上げていきます。

高校英語になると尚分かることですが、フレーズを覚える正攻法に品詞や構造の知識が加われば最強です!

来週からの春季講習の英語学習では「なんだそれ!?」の連続になるかもしれませんが、精一杯ついて来て欲しいです!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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