定期テストで点を獲らないといけない理由・定期テストがある理由というお話[公式LINE2024.12.07]

定期テストで点を獲らないといけない理由・定期テストがある理由というお話

先週は中3生の共通テストについてお話しましたので、今回は先日実施されて、結果も出揃っている中1・中2の定期テストについてお話したいと思います。

今回の後期中間テスト(2学期期末テスト)において、中1・中2生の塾生たちでは、英語・数学で満点を取っていたり、ついに学年TOP10入りを果たしていたり、英語で自己満足のいく得点を取っていたりと様々でした。また、私から見れば「頑張ってきたね!」と、これまでと比較すれば十分に褒められる得点を獲ってきたのに、「まだ獲れた」とハングリー精神の底を見せない頼もしい塾生もおりました。
もちろん、まだまだ勉強量が足りていないぞ!と思える、のびしろMAXな塾生も。
どんな結果であれ、今回の定期テストはすごく小さな通過点でしかありません。なので、まだまだ一緒に頑張っていきたいと思います!

さて、そんな後期中間テストですが、少し気になることがあります。それが学校内での平均点です。ザックリと言って、低いんです。

確かにこの時期は、様々な要因から得点が獲り難くくなる・成績が下がりやすくなる時期であると私も思っています。様々な要因とは、学習内容が難しくなっていくことだけでなく、学校生活における悪い意味での慣れや、生徒会や委員会そして部活動におけるこれまで以上の活躍等もあげられます。
無論それらは要因であって「勉強をしない理由」にはなり得ません。特に耳にする、部活動と勉強を天秤にかけるような考え方・意識は良くありません。文武両道とは文・武を同じ天秤にかけて釣り合いをとることではなく、どちらにも全力で取り組み、どちらにも結果を出すことです。

テストの校内平均点が低いというお話に戻しましょう。
この時期の数学・理科については「その単元は分かり難い、問題にされたら解き難い」はあるでしょう。関数の応用や図形の証明、物理や化学分野、高校入試においても正解率がそんなに高くない単元です。国語・社会の得点が低い場合は“それ以前の問題”ですが。
今回特に気になったのが、英語の平均点の低さです。

聞くところによると4割程度だったところもあるようで…。得点が大きく二極化していたのか、4割程度の結果が多数を占めていたのか、どちらにせよ危うい層があるのは明らかです。
英語は数・理・社と違い、単元ごとで「アレは得意でコレは苦手」ということがありません。中1内容からの積み重ねの有無とその量で「得意・苦手」が決まります。
もしも中2内容の「不定詞」が苦手と言われれば、それは中1内容の「名詞・形容詞・副詞」が分かっていないからだと返せます。
なので、中1生で今回の結果が4割以下なら4月から今までの復習が絶対に必要です。また中2生で4割以下なら、中1の4月から今までの復習を早急にしていかないと、受験勉強のスタートラインが大きく後退します。

定期テストで得点を獲っておかないといけない理由は、通知表や評定のためだけでなく、その時期までに無理矢理にでも定着させないといけない知識があるからです。その知識が無いと、その時期から先の授業内容を理解できないからです。学校のテストだからと、通過点だからと、侮ることなかれ!です。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!

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