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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
冬季講習を通して見えたもの(ちょっと厳しめ発言)
今週木曜日を以て冬季講習2021-2022の全日程を無事終了することができました。改めて、寒いなか通塾してくれた参加者・塾生の皆さん、送迎やお食事など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
冬季講習のなかで、参加者・塾生の勉強する姿勢を観察していて改めて見えたものは、
「やるかやらないか、やってるかやってないか、やったかやってなかったかで、ほぼすべてが決まるのだな」
という結論でした。
「勉強の仕方が…」「勉強の質を高めるには…」「分からないところが分からなくて…」などを考えるよりも先に、まずは動けているか、0を1にできているか、動けているとしたらどれだけ動いているのか。費やした時間のなかでどれだけの問題に取り組み、どれだけ解き直しを繰り返せたのか。それら行動量がやはり何よりも大事で、アンサーだと思えました。
行動量が大事と毎度言ってはいるけど「勉強をやる人」になるためにはどうすればいいのでしょう。
その答えはシンプルで、勉強することを「習慣化」させればいいのです。
「いや、それが一番難しいんだろ!?(怒)」と突っ込みを入れたくなる気持ちは分かります。
では「習慣化」はどのようにすればいいのでしょう…
そもそも「習慣」とは何でしょう?「習慣」とは「それをやらないと気持ち悪くなるもの」です。
歯磨きやトイレやお風呂は、1日の中でそこそこ決まった時間にはじめていますよね。そしてその決まった時間にできなかったときの、どこか気分が優れないソワソワした感じは、ほとんどの人たちが経験したことがあると思います。そのソワソワした感じは歯磨きやトイレやお風呂が習慣だから起こるのです。
「習慣化」には、強制力と時間が必要です。
歯磨きやトイレやお風呂は生理的かつ衛生的な行動なので強制力と時間はそこまで必要ありません。また、ゲームやSNSなど脳に快楽を与えるものの使用の習慣化にも強制力と時間は必要ありません。本能が求めるからです。
しかし、勉強は違います。必要性が明らかな生理的・衛生的な行動でもなければ、脳に簡単に快楽を与えるものでもありません。勉強とは必要性を強いられながらも、なかなか上手くいかない面倒なものです。だから、勉強の習慣化には強制力と時間が必要なのです。
勉強の習慣化を促すためには、まずは選択肢を減らすことです。
いつでもいい、どこでもいい、何してもOK!では、大半の人は勉強しません。「今日は忙しいから」「ここでは集中できないから」と言い訳をつくれるからです。
なので「この時間はこの場所で数学の勉強を60分する!」のように選択肢を減らすのです。さらに、その後も同じ時間に同じ場所で同じことをせざるを得ない状態になるように、意図的に予定をつくる必要もあります。
※この勉強の習慣化を促す方法は、何で見聞きしたかは忘れましたが、大いに共感できます。
無理矢理感は漂いますが、体と脳が求めない以上、選択肢の削減は具体的かつ効果的な方法の1つです。しかし、好奇心の塊である小中高生にとって選択肢を減らすことは逆行で、難易度高めです(笑)
これこそ大人の出番なのだろうと、改めて見えた冬季講習でもありました。
最後まで目を通して頂きありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!