前期中間テストの結果に対しての意見と、テスト対策の仕方に物申したお話[公式LINE2024.06.22]

前期中間テストの結果に対しての意見と、テスト対策の仕方に物申したお話

各中学校の前期中間テストが終わり、中学生たちの勉強への“愛情”も少々薄れ気味になった1週間だった気がします(笑)

とは言え、前期中間テストを頑張った中学生の皆さん、大変おつかれさまでした!

テストの結果もテスト対策の最終的な量も拝見しましたが、こちらの予想通りの結果と予想を上回ってくれた結果の2つで、予想を下回る結果がなかったところから、塾生皆さんのテスト勉強の方向性は間違っていないと思えました。ただ、塾生の中には、自分の予想を下回った結果だったと思う生徒もいるかと思います。厳しいことを言いますが、テストの結果は「日頃の積み重ね × テスト対策の勉強量」のかけ算です。世の中のすべての結果は因数分解できるもので、もちろん、テストの結果だけでなく大人のお仕事でも同様です。授業内容をノートにとる、宿題を出すなど「当たり前のこと」は日頃の積み重ねの数字としては「1」です。同様に、ワークなどテスト前の課題を終わらすこともテスト対策の勉強量としては「1」です。
塾講師としては「テスト期間を含め、もう少し勉強に時間を割いてほしい!」というのが塾生全員に対する正直な意見です。なので、これからも今回の方向性で、量を増やしながら、頑張ってもらいたいと思っています!

さて、先日のどこかの時間、このLINEでも書くような「共通する失敗方法」について塾生たちにお話しました。その時お話したのは「試験中の準備不足」です。ザックリ言うと、試験の全体像が見えていないで突っ走るのはどうなんだい?というお話でした。

今回はそれとはまた別の「共通する失敗方法」についてお話したいと思います。
というのも、前期中間テストの対策中、ある行動に対して私から一言二言喰らった塾生がいたからです。やはり、こういうことは共有すべきだなと思いまして。

その塾生がテスト対策としてそのとき進めていたのが「ノートまとめ」です。教科は理科。教科書に載っている内容を自分のノートにしっかり書いてまとめる作業です。これは真面目な生徒ほどよくやってしまう傾向があるように思えます。テスト対策としてやる「ノートまとめ」のマズイ点は、それ自体は授業中・授業後(当日中)にやるべきで、または既にやっているはずであって、テスト対策期間にすべきことではないということです。事実、その塾生に「授業中にとったノートと同じことを今ノートに書いてるんじゃない?」と尋ねると、そうであると。授業中に一度書いた内容をまたノートに書き起こしている。これをテスト対策とは言えません。
「書いた方が覚えるから」という理由から、その塾生はノートまとめをはじめたそうです。半分は私も納得です。しかし「ノートまとめ」のアウトプット中は「どう書こう」と見た目を気にする余計な考えも混ざります。覚えることが目的なら、それは必要ありません。

「書いた方が覚える」と答えてくれた塾生には、その通りだと共感した上で「でも解いた方が覚える」と返しました。テスト対策の目的は点を取ることです。点が取れるということは問題に答えられるということです。ならばテスト対策は何をすべきか?次回に向けて今一度、伝えていきたいところです。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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