テクノロジーがどんなに進歩しても、ドラえもんの本当の仕事はなくならない
ここ数年で私たちの生活は、より便利に、より効率良く、より多種多様になってきました。
その要因のほとんどが急速なテクノロジーの進歩と、それらが私たちの生活に浸透していることです。
そして今後さらなる進歩を遂げて、私たちの生活に大きな影響をもたらすテクノロジーの1つに、AIがあります。
AIと聞くと、「人工知能」「人の話を理解する優秀な存在」などとSFチックに解釈しがちです。しかし、映画『スター・ウォーズ』に登場するようなR2-D2やC-3POのような、私たちが思い描いている「人工知能」の完成は、今の技術では到底先の話といわれています。
※最終的には無理なのではないか?と語る記事や論文もあります。
今の私たちの生活にあるAIとは、膨大な量のデータを活かし機械学習を通して複数の選択肢や最適解を提示してくれる「アルゴリズムをもった速い計算機」と言えるでしょう。
そんなAI(AI技術)の進歩と浸透が止まらない中で、「なくなりにくい仕事」について考えたことがあるでしょうか?
「なくなる仕事」については、多くのメディアが報じています。特にマイナスに報じることが多いのではないでしょうか。「人間の仕事は無くなるのでないか?」「未来は、職に就くことが難しくなるのでないか?」など、恐怖を煽られることもありますね。
しかし、これまでも時代の流れや社会の進歩とともに「なくなった仕事」は沢山あります。その一方で、多くの「新しい仕事」が生まれてきました。なくなることと新しく生まれることは表裏一体なのです。ちなみに、今小学生をしている子どもたちの約60%は「今は存在しない職」に就くと言われています。
では、テクノロジーが進歩する中で「なくなりにくい仕事」とはどのようなものがあるのでしょうか。
どんなに便利でも「テクノロジーに任せきれない仕事」ということです。
それは、進歩したテクノロジーの塊でもあるドラえもんが、当たり前のようにしている「ドラえもんの仕事」ではないかと、私は考えています。
彼は、ひみつ道具というテクノロジーを使いながら、のび太の成長を「愛情と情熱」をもって厳しく優しくサポートしてくれます。
先述の通り、ドラえもんのようなAIロボットの完成は到底先の、不可能に近い未来の話です。
どんなにテクノロジーが進歩しても、愛情や情熱という「人の温もり」をもてる存在が、この先も人間だけだとしたら、「人の温もりが必要な仕事」が人の手からなくなることはありません。
私の尊敬する(最近やっと尊敬し始めた)藤原和博先生は「列車の運転手はいらなくなるけど(無人運転化)、車内放送などをする車掌さんは残り続けると思う」と話します。
「人の温もりが必要な仕事」とは、他にどんな仕事があるのでしょう??
テクノロジーの進歩が、温もりを必要とする仕事を生むこともあるかもしれませんね!
とても長くなってしまいましたが、最後まで目を通して頂き、本当にありがとうございます!
来週も宜しくお願い致します!!
YouTubeチャンネル稼働中!