いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
7月11日(日)実施 第1回県模試の平均点!
先日中3生を対象に実施されました第1回県模試の、受験者全体での平均点が県模試事務局より届きましたので、いち早くお知らせ致します。
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県模試や11月に実施される「共通テスト」、そして公立高校の後期選抜の入試は、県内での平均点が125~130点程度になるように毎年つくられています。2人に1人以上が解けるような問題(正答率が50%以上の問題)が125~130点分出題されるということです。
具体的に問題を挙げると、【数学】計算問題や関数の座標や式を答える問題【英語】単語のアクセントを問うものや空欄補充、Yes / No で答える簡単な英作文記述問題【理科・社会】グラフなどの資料を読み取れば答えられる問題、重要語を答えるだけの問題など。
どれも「基礎知識」を問う問題です。なので、県模試で125~130点程度に届かない場合は、改めて「基礎知識」を定着させ、それを使いこなせるようになる勉強が必要です。
「わからないところがわからない」という甘え
僕がまだ大学生で、個別指導の塾と家庭教師のバイトをしていた頃に、上司(だったと思う方)に言われた言葉です。
「この子(担当生徒)は、わからないところがわからないって言うから、それを見つけてあげて、そこを勉強させてね」
この「わからないところがわからない」という表現はその時はじめて耳にし、当時かなりの衝撃を受けた覚えがあります。
「なるほど!わからないところがわからないのか!それは大変だ!なんとかしないと!」
謎の使命感に駆られ、バイトでありながら担当生徒用の別教材をWordで作り、それをもとに「わからないところ」を見つけるなど、担当生徒の「わからないところ探し」が仕事のほとんどでした。
それから10数年が経ち、今では「わからないところ」を見つけてくれるAI技術が教育業界には登場しています。
「わからないところ」は見つけてもらう…本当にそれでいいのでしょうか。
先日、塾生の高校生が「今やってる数学が全然わからなくて…だから最初の方に戻って、もう1回最初からやってみようと思います」と話してくれました。手元の数学の教科書は、単元のほぼ最初のページが開いてありました。
「わからないところ」がどこなのか、わかるまでやってみる。それこそが勉強のスタートラインなのです。「見つけてもらう」とは一線を画したいところです。
勉強を通して、「わからないところを見つけられる力」を身につけていくことが大事です。
もちろん「見つけてもらう」ほうが時間をかけることなく成績は上がるでしょう。しかし、そこには「量」による経験値はほとんどありません。
教育業界の一部の大人たちは、勉強に「楽」を持ってきたがります。
でもそれは、きっとその大人たちが、子どもの頃にちゃんと勉強を頑張っていたからではないかと思うのです。「勉強の苦労を知っているから、苦労してほしくない。」そんな風に考えてくれているのかもしれません。しかし、その苦労のおかげで、今のその雄姿はあるのではないか。僕はそう思いたいです。
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!!