#3え、先に政治・経済を終わらせたの?(苦笑)

最初のページが政治・経済だったから?

とりあえず有名どころの問題集とテキストを購入した出戻り塾生のMaiさん。

それを持参して塾に来たので、聴いてみた。

さかき:「何を勉強した?」

Maiさん:「政治・経済はもうやりました」

さかき心の声:(時間ないのに、政治・経済から先に手をつけたのか!?)

相も変わらず、

情報収集が疎かな彼女だった・・・。

一般知識って?

前回の記事もぜひ参考にしてください!

#2公務員の教材って、どれ買えばいいですか?

文章理解などの一般知能

そしてもう1つ、一般知識という2つのカテゴリーをもつ教養試験

一般知能と一般知識、それぞれ試験内容の50%です。では一般知識とはどのようなものなのでしょう?

一般知識には、大きく分けて次の4つのカテゴリーがあります。

①社会科学②自然科学③人文科学④時事問題

※社会科学に時事を含める紹介や解説もありますが、ぼくは分けちゃいます(笑)

社会科学

社会科学は、学校で学べる公民や現社などのようなものです。

中身を細かく分けると…

①政治②経済③法学の3つに分けることができるでしょう。

 

出題数は(試験区分によって大きく異なりますが)、

全問40問の試験では3問程度、全問50問の試験では7問程度です。

①政治②経済③法学に分けて見ると、

全問40問の試験では、それぞれ0~2問程度の出題、

全問50問の試験では、それぞれ1~3問程度の出題です。

広大な領域のため、ただでさえ漠然としたイメージを持ってしまう政治・経済・法学。

そこからはそれぞれ最大3問くらいしか出題されないのです。

自然科学

自然科学は、学校で学べる数学や理科です。

中身は、想像できる通り①数学②物理③化学④生物⑤地学の5つです。

 

出題数は(試験区分によって大きく異なりますが)、

全問40問の試験では6問程度、全問50問の試験では7問程度です。

①数学②物理③化学④生物⑤地学に分けて見ると、

全問40問の試験では、それぞれ1~2問程度の出題、

全問50問の試験でも、それぞれ1~2問程度の出題です。

必ず1問は出ると言っても、学校で使っていたあの教科書全ページが試験範囲です。

そこからそれぞれ1問しか出題されないって…学校のテストの話なら、勉強しませんよね?(笑)

人文科学

人文科学は、学校で学べる歴史や芸術などの内容です。

中身はおおよそ①日本史②世界史③地理④文学・芸術⑤思想に分けることができるでしょう。

 

出題数は(試験区分によって大きく異なりますが)、

全問40問の試験では7問程度、全問50問の試験では7問程度です。

①日本史②世界史③地理④文学・芸術⑤思想に分けて見ると、

全問40問の試験では、それぞれ1~2問程度の出題、

全問50問の試験でも、それぞれ1~2問程度の出題です。

世界史の教科書から2問しか出ないと考えると…学校のテストなら、戦意喪失ですね。

時事問題

時事問題は、4問程度の出題です。

社会科学・自然科学・人文科学の中では、最も出題数が多いですが・・・時事問題です。(言わずもがな)

 

一般知識はあとまわし

一般知能と一般知識、どちらも試験内容の50%です。

しかし、一般知識の中身と試験範囲は、とても多くとても広いです。

そして出題数は1科目あたり0問~3問程度。

これに対して一般知能は文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈の4つで試験内容の50%なのだから、

一般知能の勉強を優先し、より多くの時間を費やすのは至極当然です。

一般知識は「できるもの探し」が重要!

一般知識の勉強をする際に、必ずブチ当たる壁があります。

それは・・・

「高校では物理の選択してないんだけど…」

「世界史とか、エジプト文明までしか分からない…」

など、未履修や未経験の科目への対処です。

 

やったことがないなら、捨てる!

それも一つの手でしょう。

 

しかし、ぼくがお勧めしたいのはできるもの探しです。

例えば、高校で物理を学んだことがなくても、中学理科の知識だけで解ける問題があります。

このように学んだことが無くても、

「お?これはわかるかも!できるかも!!」

という分野や問題を、学んだことのない科目からも探していくのです。

もしもそれが出題されなくても全然OKですし、もしもそれが出題されればスーパーラッキー!!そういう位置付けです。

全然やったことが無い、勉強したことが無い科目でも、「0を1にしておく」ことは大切です。

全部勉強したいなら、しても良いと思うけど…

ぜーーーんぶ勉強しよう!!という理想的スタイルも良いかもしれません。

しかし、

この勉強の目的は、合格です。

どのくらい点数が必要か。どこを勉強すべきか。

自分の経験や得意・不得意、そして出題傾向などの情報をもとにして、的を絞った勉強をすることをいちばんお勧めします!

 

ウィンドミル教室長 さかき

独学で公務員試験(大卒程度)を経験。

「独学」の理由・・・①独学でも大丈夫だと思えたから②専門学校の学費に目玉が飛び出たから

【受験結果】※すべて同じ年に受験

・某県警察 警察官A

➡合格採用。

・別某県警察 警察官A

➡1次試験合格。2次は辞退。

・某県 県職員

➡不合格。専門科目をただただ舐めていた。(笑)

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