※絶賛フォロバ中!!(笑)
いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
菊池市の公営塾「菊池前進塾」開塾!
菊池市の3つの高校、菊池高校・菊池農業高校・菊池女子高校に在籍する高校生を対象とした、利用料無料の公営塾「菊池前進塾」が先日開塾しました!
[NHKニュースより]
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20220510/5000015562.html
[菊池市HPより]
https://www.city.kikuchi.lg.jp/q/aview/104/28932.html
この塾は、菊池市内の高校が毎年のように定位割れを起こす中で、3高校の大学進学率を上げることで各高校の魅力を今以上に向上させ、市内や市外の生徒たちがもっと入学してくれることに繋げようと、菊池市が設けたものです。
開塾式には日本で2番目に誕生した伝統ありまくりな予備校、壺溪塾の関係者まで出席したようで、なかなかの力の入れようです。
塾には塾長(現市長)と副塾長、高校魅力化ディレクターと講師たちを置いて、入塾した高校生たちの受験指導にあたるようです。実際に教務に携わるのは高校魅力化ディレクターと講師たちだと思われます。
※高校魅力化ディレクターとは、以前市が1名募集していた職ではないかと思います。その業務内容には高校生への個別指導だけでなく各高校との調整や講師の調整など公営塾の運営が含まれています。講師陣には大学生講師だけでなく、元高校教師もいらっしゃるようです!
この公営塾が大学入試の一般選抜に対応しているのか、学校推薦型選抜や総合型選抜にも対応しているのか、それともすべての選抜に対応しているのかは調べる限りでは未だ分かりません。しかし、今後の菊池市の教育シーンに一筋の光を入れるポジションになり得ることは間違いないだろうと、かなり期待しているところです!
公営塾についてのお話がちょっと長くなってしまいましたが…
実は今日お話ししたかったのは、公営塾の開塾式の様子を映したNHKのニュース映像で、あるおじ様がなかなか興味深い板書をしていたことです。
学力 = 量 × 質
まずはそう書かれていました。
そこから量には「暗記」という字が、質には「理解」という文字が「≒(だいたい同じ)」で縦付けされています。さらに量には「中学」という文字が「=」で縦付けされています。
実際に何の話をされていたのかは分かりませんし、その式のような構図には半分アグリーで半分異見アリですが、「中学=量≒暗記」には大いに共感しています。
弊塾の塾生には既にお話していることですが、高校入試の内容の、低く見積もっても90%は暗記で点が取れる内容です。どんなに問われ方が変わろうと人間が作成する以上は出題と解法にパターンが生まれます。
また、どんなに公的な学習指導要領が「表現力・思考力…云々」と変更されようと、教科書に登場させる重要語句や文法などが今のように増え続ける限り、現場は知識の定着に時間を割かれ、結局は入試の内容に影響を与えます。そもそも知識あっての思考力・判断力・表現力です。
量についてはいつも通りの見解ですが(笑)、能力に関係なく努力を積み重ねれば、個々で結果を得られるのが義務教育の醍醐味なのだろうと僕は常々思っています。
最後まで目を通して頂きありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!