【朝課外を廃止…「勉強しない生徒」はどうサポートする予定?】公式LINE配信メッセージ[2022.05.21]

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朝課外は廃止して大丈夫?…

さて。県内の公立高校では朝課外の廃止が検討されているようです。

《県立高の朝課外廃止へ》
https://kumanichi.com/articles/662982

廃止するかどうかは各高校の判断に委ねるそうですが、第二や北高のように朝課外の廃止がすでに決定している高校もあるようです。

そもそも朝課外とは、かつて大手予備校や進学塾が進出していなかった九州地方で、大学の合格率向上のために設けられ根付いた九州地方独自の“教育方法”であり、文化です。
時間割上、1時限目の上に入り込んでいる授業なので「0時限目」とも呼ばれます。

《“九州人の常識”は非常識だった?県議も驚いた高校の“朝課外”》
https://times.abema.tv/articles/photo/10023244

僕の通っていた鹿児島の高校では「朝補習」とか「ゼロ限」とか呼ばれていましたね(笑)

参加は自由だったようですが、参加していなかった生徒は1人もいなかったと記憶しています。また僕自身いつの間にか高校は0限目があるものだと思っていました。
なので、高校生の頃は『名探偵コナン』で毛利蘭(高校生)と江戸川コナン(小学生)が朝一緒に学校に向かっているシーンを見る度に違和感しかなかったです(笑)
部活引退後は7限目の後に「放課後補習」もあったので、0限目~放課後補習までの実質9限の日々でした。先日小学生にも話しましたが、この頃には本気で戻りたくないです(笑)

そんな朝課外を廃止する方向で九州の各公立高校は進み始めています。

廃止に至る理由は様々ですが、その1つ「先生の負担軽減」については半分賛成です。
そもそもなぜ学校はすべての対応を先生に任せているのか、僕は常々疑問に思っています。なぜ外部機関や民間企業への委託をしようとしないのか、部活の顧問をなぜ先生がやっているのか、新しく始まる金融教育をなぜ家庭科の先生だけに任せようとするのか、不思議で仕方ありません。
すべてを1人に任せると誤りを起こすリスクが高まる、だから手伝いましょう・協力しましょうと学校では学ぶはずなのですが。

そして、朝課外の廃止には「学力向上の効果が薄いから」という理由もありますが…
これは正直、個人的意見ですが、絶妙にズレている気がします。

勉強を習慣付ける方法の1つに「選択肢を奪う」という方法があります。
スマホやテレビなどの道具を身体や習慣から遠ざけるだけでなく、「いつでも・どこでも勉強していい」という時間と場所の選択肢も奪うのです。即ち、言い訳と甘えを生む隙を根こそぎ奪い、「決められた時間に決められた場所に行き、勉強しかやることがない」、そんな環境を創り出すのです。

学習塾や予備校、そして朝課外はそれに近いものだと考えています。

正直、朝課外なんて無くても「勉強したい生徒」は朝早く登校したり、夕方遅くに下校したり、職員室に通ったりして、学校という「最高最善の勉強施設」を上手く活用します。
しかし「勉強したくない生徒」はどうするのでしょう?「進学校に進学したなら、勉強したい生徒である」という命題は真でしょうか?

もしかしたら「菊池前進塾」の開塾がこのタイミングなのも、偶然ではないのかもしれません。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

2022年度の受験生はただいま若干名のみ入塾申込を受付中!

今年度、高校受験を控える受験生の入塾申込受付は6月30日までとさせて頂いております。

しかしながら、大変有難いことに予てより設けております人数制限の上限に早くも到達しそうです!!

2021年度も大変有難いことに、6月末日を迎える前に受付人数の上限に達することができたので予定よりも早めに受験生の入塾受付を締め切らせて頂きました。

今年度も6月末日よりも早く受験生の入塾受付を締め切らせて頂く可能性が高まっていおりますので、早めのお問い合わせをお勧め致します。

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