絶賛フォロバ中(笑)
いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です。今週も明るく元気に通塾してくれた皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
突然の成長が、不思議で楽しく、頼もしい
今回は、弊塾に通塾してくれている小学5年生の男の子Aくんのお話をしようと思います。
Aくんは通塾し始めた当初からここ最近まで、なかなかに多くの「軌道修正」を僕から指摘されてきました。例えば…
●何を書いているのか分からない。他の人が読める字を書いてほしい。
●算数の解き直しをノートにするときは、どの問題の解き直しをしているのか、問題をちゃんと書いてほしい。自分が後から見て分かるように、解き直しはしてほしい。
●だから、図形やグラフを書くときは定規を使ってほしい。
●文字は同じ大きさで真っ直ぐ書いてほしい。
●(漢字ノートに)漢字を書くときは、マスの中心を気にしながらバランスよく書いてほしい。
●それと、ちゃんとお手本を見て、お手本通りに書いてほしい。あと、書き順が…
などなど。
思い出すだけでも、かなり多くの軌道修正…と言うか「要求」をAくんに出してきました。
今でもこの要求はAくんにとって「本当に必要なこと」であると確信しています。
そして、ここ最近の、特に夏季講習に入ってからのAくんはというと…
僕の“予定”よりも早く、しかも唐突に、字の書き方やノートの使い方が段違いになりました。
文字はほぼ真っ直ぐに、ほぼ同じ大きさで書いてくれているし、文字のバランスが悪いこともなくなり始めました。何より、読める字をしっかり書いてくれています。かつてのノートと今のノートを比較すると、もはやそれぞれ別人が使っているノートです。そして極め付けは、
「先生、(テキストの上では)計算するスペースが無いから、計算するときはノートを使っても良いですか?」
…おいおい、いつからそんな質問を思い付くようになったんだい。歓喜だよ、ホントに。
Aくんの“予定外の成長”は、今も進行中です。
なぜ“予定外の成長”は突然はじまったのでしょう。塾のおかげ?
いえいえ、そんなはずはありません。
例えば、Aくんの睡眠時間を6時間とすると1日の活動時間は18時間。1週間で126時間です。Aくんが週2回で塾に通ったとしても、塾での勉強時間は1週間のうちの2.5%未満です。
小学生は1コマ80分なのでもっと低い数字になります。
1週間のうち3%にも満たない勉強時間だけが、この成長を引き起こしたなんて、僕には到底思えないのです。
もちろん、通塾を継続していたことが「成長要因の一片になったのだろう」とは思っています。いえ、思わせてください(笑)
それでも、正直もう少し時間がかかると思っていました。
なので、塾以外のご家庭や学校、その他のシーンで、きっと「何かを変える何か」をAくんが経験したのだろうと思っています。このような予定外ゆえに「まったく理解できない成長」は、見ていてとても興味深いです。
塾ではそんな「まったく理解できない成長」を塾生たちが時々見せて、魅せてくれます。
僕が伝えてきたことの遥か斜め上をいく成長。それらを見られると「なんで?」「どうしてそうなる?」とワクワクが止まらなくなります(笑)
それは、僕がこの仕事を楽しめる瞬間の1つです。
この仕事の楽しみ方を改めて小5のAくんに気付かされた夏季講習のお話でした!感謝・感謝です!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!