いよいよ新年度スタート!新中学生・新高校生が知っておくべき勉強の心構えとは?[公式LINE2024.04.06]

いよいよ新年度スタート!新中学生・新高校生が知っておくべき勉強の心構えとは?

さて。来週から小中学校・高校ではいよいよ新年度がスタートします!
ということで、今回は新中学生・新高校生が新たな環境で勉強するうえで必要になる情報や心構えなどをお話ししたいと思います!

まずは新中学生の勉強について。
新中学生の勉強内容をおおまかに表現すると「0→1」です。特に英語と数学は、小学校での英語と算数の延長ではありません。英語では文法(文を作るうえでのルール)を覚えて、それを使って英文を読んだり書いたり、そして問題を解いたりできることを求められます。数学は、そもそも算数とは別の学問なので、問題へのアプローチも違い、覚えないといけない多くの言葉や解法が登場します。
そんな「0→1」の勉強環境をむかえるにあたって、新中学生が最低限復習しておくべき内容は次の通りです。

・アルファベット(26文字の順番)・ローマ字の読み書き
・計算の決まり、割合、平均、速さ、時間・距離の単位の変換

算数と数学は別の学問とはいえ、計算の方法や使う単位は同じです。なので、かけ算・わり算を先に計算するなどの四則演算のルールや単位の知識は絶対に身につけておかなければなりません。また、割合などは方程式の文章問題を解くうえで必要な知識です。この知識が無いと、方程式の文章問題の解説は、聞いても読んでもほぼ理解できません。
塾の方でも前もって、または必要に応じて随時、復習していきますが、中学生なら自発的な復習が大切です。

つぎに新高校生について。
学科やコースによって違いがあるので、ここでお話しするのは進学校または約3年後に大学入試の受験を控える学科やコースに入学する高校生の勉強についてです。また、特に今年度高校受験を控える中3生にも知っておいてほしいことです。

新高校生が取り組む勉強は、新中学生のような「0→1」ではなく、ほぼすべてが中学内容の延長です。唯一「0→1」なのは、入試教科にもなった情報Ⅰぐらいでしょうか。なので、高校の授業を受けるのであれば、中学内容をマスターしておくことは必要十分条件です。
また、高校の授業時間は「復習の時間」として消化すべき時間です。前日または当日朝までに授業の「予習」をしておくのは当たり前で、予習で分からなかったところを、授業のなかで分かるようにします。高校の授業とは、小中学校のような「新しいモノを学ぶ時間」ではなく、自分の不足を補うための、いわば「解説授業」です。なので、高校生としての生活スタイルの改変も必要です。時間の使い方が中学生のままでは、高校で得られる成長は得られないのです。

準備の大切さを知っている人間は、「準備しててよかった!」という幸せを経験した人間です。
新たなスタートを機に、すべての新入生がその幸せを経験してほしいと思っております!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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