春季学力模試の結果と、得点するための勉強についてのお話[公式LINE2025.04.19]

いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も明るく元気に通塾してくれた塾生・体験生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

春季学力模試の結果と、得点するための勉強についてのお話

さて、今回は先日中2生と中3生を対象に実施した春季学力模試の結果と得点するための勉強等についてのお話をしたいと思います。

まずは弊塾の中2~中3生まとめての各教科の最高点です。
●数学[80] ●英語[95] ●理科[60] ●社会[69] ●国語[54]

今回のテスト範囲は既習のものですが、いわゆる「実力テスト」なので問われている内容が教科書に載っているものでも“出題の仕方”によるブラインドがかけられています。
なので、問題文を読み進めながら「教科書のあの内容のことではないか」「『数友』に出てきたあの解き方を使えば良いのではないか」「学校でやったあの実験と同じではないだろうか」という具合に、手持ちの知識と経験に寄せることで問題文や与えられた資料にかけられているブラインドを透かしていき、答えや解き方を見抜かなければなりません。

数学が良い例でしょうか。数学では「自分が使える解法に寄せていく・持って行く」のが問題の解き進め方の定石です。
台形の形をしたグラフであっても、右肩上がりの直線・x軸に平行な直線・右肩下がりの直線と、3本の1次関数で、変域が定まっているグラフと見ることができれば、1本1本で楽に考えられます。
模試や実力テストのようなブラインドのかかった問題を目の前にして「どうやって解くのだろう?」では勉強していないも同然です。数学で確実に得点できる学生は初見の問題でも「どうやって…」ではなく、「今までに見てきたどの解き方と同じだろうか?どの解き方を使おうか?」と考えます。決して試験時間中に“思い付いている”わけではありません。数学が苦手な学生も同様で、わずかに得点できている問題は「こうやって解くんだったよな」と思い出しながら、自分の知識側に引き寄せて解いたはずです。

知識、即ち「覚えたもの」を使って問題が解ける。であるならば、日々の勉強やテスト勉強そして受験勉強の流れはこうです。

覚える➡覚えたものを使う(問題を解く等)➡新たに覚える・または覚え直す➡使う➡以降繰り返し…

このシンプルな流れだけで数学・英語・理科・社会は定期テストから今回のような実力テストそして入学試験まで、十分過ぎるまでに戦えます。あとは精神論・根性論の領分です。

今回の模試の結果からどの塾生にも、1つ以上の教科を対象に言えることは、
「まずは覚えるべきものをちゃんと覚えているか?“覚える努力”を惜しまずにやっているか?」
です。覚えているとは、1秒で思い出せるということです。

塾の入り口の、靴箱の上、コナンくんの横にも吊るしてあります。
「暗記作業を舐めるな、怠るな」と。
基礎知識が必要な勉強、その勉強の基礎作業が暗記です。
数学・英語・理科・社会については、今すぐに何をすべきなのかは塾生本人たちが一番よく分かっているのではないでしょうか。あとは行動するだけです。

やらないからできないのであって、できないからやるんです。

次回は、中高生にとってはどうにも成績が伸び悩みやすい「国語」の勉強と、「英語」の得点を分野別に見たときに分かる今後の注意点についてお話したいと思います。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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