いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
中学入試、合格おめでとうございます!!
先日、私立高校の入試に先駆けて私立中学校の奨学・専願試験が実施されました。
ウィンドミルで中学受験生として勉強してくれている小学6年生の女の子は、県内の「なかなかに高いハードル」をしっかり飛び越え、見事合格を勝ち取りました!
前回のメッセージでも登場した高3生の、大学合格の報告を真横で聴きながら受験勉強を進めていた彼女。きっとかなりのプレッシャーがかかった状態での受験だったのではないかと思います。
「次は○○さんの番やな。」と、僕からも「応援的圧力」をかけられていましたし(笑)
そんな「高圧状態」の中で見事合格を勝ち取れたのも、小学4年生からの地道な努力と、そこで培ってきた行動力と精神力あってこそです。合格後、きっとお家の方々からも褒められたことでしょう。しかし、それ以上に「私は頑張った!よくやった私!!」と自分で自分をたくさん褒めてあげてほしいと思います。
中学入試は、高校入試よりも難しい試験だと僕は考えています。「僕は…」と主観的な表現をしましたが、おそらくこれは学習塾で働く大人たちにとっては共通認識ではないかと思います。
※もちろん中学校によって試験問題の難易度は異なるので、「そんなことはない」中学入試もあります。
中学入試が高校入試よりも難しい理由は、大きく次の2つです。
①学校で学ばない内容が出題される
➁受験生は「勉強」を知ってから未だ6年目である
高校入試は原則、学校で学んだ内容だけで構成されています。どんなにマニアックな試験問題でも、教科書に掲載されている知識や解法を使えば正解を導き出すことができます。
これに対して中学入試の問題には、教科書に掲載されていないような知識や解法を使わないと解けない問題が見られます。それが1教科あたりどれくらい出題されるかは、学校によって異なります。30%程度しか出題されない場合もあれば、テストの半分を占める場合もあります。もちろん、それ以上の場合も。
「教科書に掲載されていないような知識や解法」と言っても、その基となる内容や情報は教科書のどこかに載っていることもあります。しかし、「それを使って、こんな考え方を小学生が思い付くだろうか?」と疑問に思ってしまう思考方法や利用方法なのです。気になる方は、是非一度、書店などで私立中学の入試問題をご覧ください。「こんなの習ったかな?」ってなりますし、「方程式使わずにこれ解くの?」ってなります。
そんな問題に高校生でも中学生でもない、勉強に携わって6年未満の小学生が挑むのです。義務教育課程が終了間際の中学3年生が2次関数の応用問題に挑むのとでは、痛感する「負担」に大きな違いがあります。
※その負担の違いは「中身がパンパンのリュックを12歳と15歳が背負っている」が僕的な勝手なイメージです(笑)
そんな試験を自分で育ててきた力で突破したのだから、本当にすごいです!
昨晩、高校生が「受験することなんてすごくないんです、誰でもできるから」と話してくれた通り、行動から結果を生んだこと、それがすごいんです。
「頭が良い人が高得点を取るのではなく、高得点を取れた人が頭が良い」というロジックに、中学受験をきっかけに気付いてほしい、そう思いました!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!