いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
天下のベネッセも言う!メタ認知の大切さ
先日、弊塾のInstagramでこんな言葉を投稿しました。
「成功に再現性なんて無いけど、失敗には再現性がある」
「何をすれば成功するかよりも何をすれば失敗するかを先に見つけ出して、それをしなければいい!」
https://www.instagram.com/windmill_kikuchi/
これはお笑い芸人で絵本作家の西野亮廣さんのラジオでの発言を参考にしたものです。
成功方法は人それぞれで違うから再現性は無い。しかし、失敗する人には必ず共通する行動がある。その共通する行動をしないようにすれば失敗の確率は下がるし、成功にも近付ける。そんな内容の言葉です。
個人的に「失敗」という言葉は嫌いで、「その方法では上手くいかないことが分かった結果」という長いネーミングを日常では使っていますが、ここでは分かり易く「失敗」を使いました。
西野亮廣さんの発言は、ビジネスパーソンに向けての発言でしたが、これは小中学生・高校生にも当てはまると思っています。
つまりテストの点が低い、または成績が上がらない生徒には共通点があるということです。次はその一例です。
1.テストの解き直し(解いた問題の解き直し)をしない
2.いちばん最近のテストの点数や通知表の評価を覚えていない
3.試験日程や試験範囲を覚えていない
4.勉強する時の姿勢が悪い(※目が近いということではありません)
5.鞄への収納が丁寧とは言えない
他にも予習をしていないなど何点かありますが、僕の思い付くTOP5がこれです。
特に1つ目に挙げた「テストの解き直し(解いた問題の解き直し)をしない」は全学習塾で一致する“ウルトラ共通点”だと僕は勝手に思っています。
なので弊塾では、小テストのプリントは表と裏が同じ問題で、答え合わせ後に裏面ですぐに解き直しができるようにしていたり、テキストと同じ問題をプリント類で何度も解いてもらったりしています。
この解き直しの大切さについてはベネッセ教育総合研究所も「メタ認知」の重要性として発表しています。
「メタ」とは「高次元の」という意味ですが、ここでは「外側の」と解釈した方が分かり易いと思います。自分の認知を外側から認知するということで、ビジュアル的には高校数学の全体集合・部分集合みたいなものです。
自分で書いときながらちょっと分かり難いので(笑)・・・メタ認知は「自分の考え方を客観視すること」と言っても良いかもしれません。
実際に自分が考えている最中(問題を解いている最中)には、どんな考えをしているのか、何を間違えているのか、どんな知識が足りないのかなどを、自分で考えることはできません。
だから自分がどんな考えだったのかを振り返る「メタ認知」、それを発動させる時間が大事なのです。もちろん人として成長するためにもです。
自分の足跡を辿ることで不足部分を探し出し、それを修正していくことで知識を蓄え、知恵に変換し、次に降りかかる問題・課題にスピーディー且つ確実にアプローチできるようになります。
小中学生・高校生なら、こうやって成績を向上させるのです。
反省とは今や古い言葉にも聞こえますが、時間を取って「省みる」ことは人として大切な習慣です!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!