テストで良い点を取ったら貰えるご褒美は、アリか無しかのお話[公式LINE2023.10.28]

テストで良い点を取ったら貰えるご褒美は、アリか無しかのお話

テストで100点を取ったから欲しいゲームを買ってもらえた!
テストで10位以内に入れたからお小遣いがもらえた!

…などなど。

テストでの成績が良ければ、親からご褒美が貰えることがあるという“特別な家庭内制度”は、今の時代でも見聞きするものです。

このご褒美制度、アリでしょうか、無しでしょうか。

家庭内での制度、もしくは文化とも言えるので、それぞれのご家庭で様々な意見があると思います。

今回はこの「ご褒美制度」についてお話したいと思います。

かつての榊少年は、立派な(?)ひねくれ小僧だったので、友達から聞く「ご褒美制度」について、羨ましいと思うのと同時に、理解ができませんでした(笑)

「テストで良い点を取ったら、欲しいものを買ってもらえるのか!羨ましい!…でも、テストって前より頑張ったら、前より良い点が取れるのってそんなに珍しいことだっけ?…あれ?普通のことにご褒美がもらえるってことか?」

我ながら、なかなかに面倒くさい少年です(笑)さらに思ったことに、

「…じゃあ次のテストの内容が、前より良い点が取れそうな得意なものだったら、絶対ご褒美もらえるじゃん!」

と思った榊少年はもちろん即実行。確か当時流行っていたハイパーヨーヨーを手に入れた覚えがあります。

ただこの後からは「ご褒美」というものは考えないようになりました(笑)
シンプルに、嬉しくなかったんだと思います。

この歳になって、このお仕事をさせていただいている中で、「ご褒美制度」は正直、アリかなと思います。

おそらく僕の母ならば、「ご褒美のために頑張るなんていうのは、おかしい!」と眉間にシワを寄せるでしょう(笑)もしかしたら、保護者の皆様の中にも、僕の母と同じお考えの方がいらっしゃると思います。

しかしながら、殆どの子どもたちにとって、興味をそそるものでない限り、勉強とは「できることなら頑張りたくないし、避けたいし、放り出したいし、逃げ出したいもの」です。

そんな、頑張りたくもないものを頑張って、しっかり結果を出せたのなら、それは褒美を与えるに値するのではないかと思ってしまいます。

また、勉強という長いスパンの話であれば、一度でも良い結果を出せた勉強内容は、それ以降の勉強の武器にも糧にもなります。一度頭に叩き込まれた内容は、思い出せさえすれば良いのですから。

日を追うごとに学校の学習内容の難化が進んでいくと同時に、慣れからの中だるみもどんどん進むこの時期。それゆえに今期の定期テストには、「ご褒美作戦」も良いのやもしれませぬ…。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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