努力にいちばん必要なものは「自身を投じる覚悟」だな。というお話[公式LINE2025.02.22]

いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

努力にいちばん必要なものは「自身を投じる覚悟」だな。というお話

先日、大学受験のために弊塾に還って来てくれていた塾生が、無事、志望大学に合格してくれました!

いや~、もう(汗)、本当におめでとう!!!

「頑張った」という評価は他者から受けるものであって、自己評価で遣うべき言葉ではないと個人的に思っているからこそ、心から言えます。今回の大学受験に挑んだ彼は、マジでよく頑張ってました!!

週1回必ず私から手渡される図鑑並みの厚さの課題。塾の中学生が出される課題の15倍は確実にあったと思います(笑)以前もこのLINEでお話した通り、多数派を「普通」と言うならば、第一志望校に落ちる(または3年次に第一志望校を変更する)のが大学受験では「普通」のことです。だから「普通」の勉強量じゃダメなんです。
そんな「普通じゃない量」の課題を初めて手渡されたときの彼は「…え?」と、スーパー苦笑いだったので(笑)

「大丈夫?やれそう?」
と聞くと、

「やります。」
と返してくれました。

この時、私は心の中で「良い返し。覚悟を決めてきたんやね。」と思えたのを鮮明に覚えています。どんな覚悟か。それは「自身を投じる覚悟」です。

2つの時期は全然異なるのですが、私が飲食店のスタッフと映画館のスタッフをしていたとき、
「仕事を「できるか?やれるか?」で頼まれたときは、すぐに「やります」と返す方が良い。」
と上司から聞いていました。「やります」の方が上司やお客様からは印象が良いとか、他の人にチャンスを奪われるのが嫌とか、そんな理由もありましたが(笑)、いちばん刺さった理由が「やってみないと、できるかどうかなんて分からないから」でした。
若かりし榊は「確かに。」と納得してしまいました(笑)それまでは「できる・できない」が起動の基準だったからでしょう。たぶん、それ以来だと思いますが、私の行動はシンプルに「やるか、やらないか」で決めています。「できる・できない」の上限や限界は考えません。
当時鹿児島に住んでいながら、熊本の進学塾の塾長から「熊本だけど、来れますか?」と聞かれて、「行きます」と即返したことが、今の私に繋がっています(笑)

この“即行「やります」返し”は、「自身を投じる覚悟」を要する返しです。できるかどうか分からないモノなので、自分の時間・体力・精神がどれだけ削られるのか、その瞬間は分からないからです。
だから、小中学生や高校生が経験の範囲内の「できる・できない」で行動を決めるのは、至極「普通」なことです。

私はこの「自身を投じる覚悟」こそが、いわゆる「やる気」と呼ばれているものだと考えています。やる気があるから努力を続けられる、であるならば、努力をする上で、いの一番に必要なものは「自身を投じる覚悟」です。

今回の大学受験で勝利をおさめた彼は、私から初めて課題が手渡されるその瞬間には、もう「自身を投じる覚悟」が決まっていたんですね。
その覚悟を引っ提げて、再び弊塾の机に向かってくれたことに、私は本当に感謝しています。
自身を投じて得ることができた春からのキャンパスライフを、存分に満喫してほしいですね!!!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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