【勉強の目的はひとそれぞれでいい そのうちの1つ】公式LINE配信メッセージ[2021.08.07]

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も暑いなか元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎やお食事など、通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

勉強の目的は人それぞれ. そのうちの1つ

つい先ほど塾生の中学生から「私はこういう目的があって勉強しています」という話を聴くことができました。それがですね、すごく素敵な目的で!我ながら珍しく、感動しました(笑)
本人はその目的が「夢のため・将来のため」に繋がっていないことを気にしているようでしたが…
僕から言わせれば「夢はあってもいいし、夢はなくてもいい」のであって、必要なのは「~のため」と言える目的です。
その目的が小さいとか大きいとか、そんなことは他人が決められることではなく、自分が決めることです。もしもその目的が、今の生活を充実させている要素に関係しているなら、その目的は果たすべき大きな目的だと胸を張っていいと思うのです。

先日、我ながら珍しく(本日2回目)、声を荒げて「勉強の目的」について小学生にお話しました。

話の発端は「答え合わせの注意点」について。
取り組んだ問題集の答え合わせは、最小で1問から、最大でも2ページ取り組むごとに行った方が良い(行って欲しい)という注意です。

その理由は、どこを間違えているのか、何を知らなかったのか、エラーはどこで起きたのか、それらをいち早く見つけられることが大事だからです。

では、なぜそれが大事なのか。
その理由は、発見が早ければ、すぐに改善に取り掛かることができて、すぐにより良い方向に自分を向けることができるからです。

答え合わせをせずに問題集をガンガン解き進めている子は、何ができていないのかを知ることなく、問題集を解き終えます。もしかすると間違った知識を使い続けているのかもしれないのに。そして答え合わせをする頃には、最初に解いた問題の内容なんて覚えていません。人間は、忘れることが得意な生き物です。

「知らなかったことを知り、間違いを正し、“今”よりも良い方向に自分を向けること」が勉強の方法であり、勉強の目的の1つだと、僕は考えています。

勉強では、はやく解けることなんかよりも、はやく気付けることの方が遥かに大事です。

先日は高校生に英単語study(勉強する)とlearn(学ぶ)の違いについてお話しましたが、この使い分けの通り、studyという行動の先にlearnはあります。

気付きなくして学びはありません!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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