いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
やる気云々は使い勝手が良過ぎる言い訳だと思っているというお話
さて、各中学校では間もなく前期中間テストが実施される時期となりました。塾生の皆さんのテスト対策は“順調”でしょうか?
今回が初めての定期テストとなる中1生の皆さんに向けて、中2・中3生なら必ず知っている事実を、改めてこの場を使ってお伝え致します。
定期テスト対策が“順調”かどうかの判断基準は、学校から配布されたテスト範囲に記載されている課題の進捗具合です。おそらくその課題には「提出期限」が決められていると思います。その期限までに課題が終われば良い、そう思っている中学生は定期テストで高い点は獲れません。期限が決められているその課題は最低でも3周は解き直すべきものです。
同じ問題をそんな何周もしてどうするのか?意味があるのか?
定期テストは高校入試以上に「覚えたもん勝ち」のテストです。だから、課題を何周も解き直して、漢字・英単語・英文法・重要語句・問題の解き方などを、徹底的に覚えた中学生が必ず高得点を獲ります。
頭が良いとか悪いとか、興味があるとか無いとかそんな「言い訳」は通用しません。今回のテストに向けて覚えなければならない絶対量は、テスト範囲が同じなら全員同じで、それでもって興味関心の有無に関係なく覚えるのには反復演習が必要であることも同じだからです。情報を覚える、すなわち「いつでも思い出せるようにする」には、好き嫌いに関係なく、何度もその情報を頭の中へ入れたり、外へ出したりすることが必要です。だから何度も同じ問題を解き直すのです。そしてこのように時間と手間をかけて必死に覚えた知識は、今後の授業中や宿題の出来、今後の試験や進路において大いに役立ちます。
弊塾は…つまり塾長である私は、勉強においても「量」にこだわります。質や効率も大事ですが、まずは量をこなせる人間になれることが大事だと私は考えています。その理由は色々ありますが、その中でも「心を動かすことは難しいから」という理由を今回はお話します。
他者の心を一定の方向に動かすことは非常に簡単です。誰かを悲しませたり怒らせたりするのは今すぐにでもできます。しかし、自分のことを悲しませたり怒らせたり、喜ばせたりするのは非常に難しいことです。溢れる感情を抑えるのも、逆に感情を自分から沸き立たせるのも非常に難しいことです。だから「やる気」について気持ちの切り替えとか気持ちの持ち様とかで考えるのは、かなり難しいことなんだと思っています。
それならば感情を変えたい時、例えば悲しい気持ちでいる時、人はどうするのかを考えると、好きなお笑いの動画を見たり好きな本を読み耽ったりと、何か行動を起こすことで心を動かしていると、私は見ています。
だから、テスト勉強などやるべきものに対して、やる気云々言ってる暇があるなら、さっさと動けと、やる気とかいう都合の良い感情は量をこなしていれば後から付いてくる、感情のせいにするなと、私は自分にも他者にもそう考えています。
前期中間を控える中学生の皆さん、来週の土日ではなくこの土日が天王山です。ここでどれくらい行動するかで次の土日の行動が決まり、試験の結果が決まります。「やる気が~…」とか言ってないで(笑)、まずは動きましょう!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!来週も宜しくお願い致します!