2022年度以降の受験生必見!高校入試ってこんなトコ
さて。私立高校の入試後の弊塾では、情報収集のため受験後の中3塾生たちに、数問のアンケートに答えてもらっています。
今回は、その回答の中で、是非、小学生~中2生の塾生・保護者の皆様にも見て頂きたい内容を幾つかピックアップして紹介したいと思います!
※勿論、氏名またはそのイニシャル等は伏せさせて頂きます。
Q:試験前日の就寝時間と当日の起床時間は?
A:就寝23:00、起床5:00
特に熊本市内の高校を受験する生徒は、ほぼ毎年で、起床時間は午前5:00ぐらいです。日頃から早起きする習慣をつくる、若しくは、人から起こされたら即行で体を動かせるようになっておかないと、試験当日の朝はかなりシンドイかもしれません。
Q:試験中の雰囲気や空気感は?
A:鼻水をすする音を出すことさえも緊張する雰囲気。
非常に緊張感が伝わる上手い表現の仕方ですね!
私立入試は「滑り止め」で受験する生徒が、会場にいる受験生の半数以上でしょう。だからと言って、軽い気持ちで入試に臨むものなら、本命として受験する受験生たちの「圧」に簡単に潰されてしまうことでしょう。滑り止めだろうと本命だろうと、勝負は勝負です。
Q:自分の在籍する学校の試験中と比較した、受験会場の試験中の雰囲気や空気感の違いは?
A1:問題を解き終わった後、学校では「おわった~」って感じで見直しをしたら寝る人とかいるけど、会場ではみんな時間ギリギリまで集中して見直しとかしていた。
A2:自分の学校では試験中ねる人がいるが、受験会場では1人もいなかった。そういうことを許すという雰囲気がまったくなかった。
私立の入学試験中に寝ようものなら、即アウトですね(笑)
以前、体験中だった生徒に話した内容ですが、「試験中または授業中または仕事中に寝ている人は、その時間中、何も生産できていない。だから、ただの時間のムダ遣いで、人生のムダ遣い。そして、寝るというその“状況”は、自身でしか創ることはできない。だから、自ら進んで人生をムダにしていく行為だよ」と。ドライ過ぎると思われるかもしれませんが、
私は本気でそう思っています。寝るのは家だけ!決まった時間だけにしましょう!
Q:一番印象に残っている受験生もしくは試験監督の様子
A:お昼ご飯を10分くらいで食べて、残りの50分くらい勉強していた人
1日、1時間、1分、1秒、どの規模で「時間を無駄にしたくない」と考えられるかが勝負の別れ道になるのは間違いありません。しかし、10代の子どもたちに「時間の無駄」という考えや感覚を伝えることは本当に難しいことです。前述のように「それ、時間の無駄だろ」と伝えても、行為の表面上の正解・不正解を指摘されただけと思ってしまうのです。
これについては、私の伝え方の努力不足ゆえ、まだまだ観察と分析と勉強を怠ってはいけない思っております!
Q:筆記試験の開始前や面接試験の開始前、何を考えていたか?
A:早く終わった時にワープしたい!
さすがに笑ってしまいましたが(笑)、今回、受験生たちがどれだけの「圧」を感じながら、それに耐えながら試験に臨んでくれたのかが伝わってきます!
高校入学という新たなスタートを切るまでは、最後まで、中学生として全力で駆け抜けてほしいです!
来週も宜しくお願い致します!!