いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
【共通テスト対策を終えて、“現中2生に”思うこと】
さて。中3生は共通テストを終えて、良くも悪くも肩の力が抜けているのではないでしょうか?
はい、実は僕自身、共通テスト対策を終えた翌水曜の夕方くらいまで、良くも悪くも肩の力が抜けておりました。
しかし!高校受験はまだまだこれからですね!
共通テストの結果で、受験する高校を決めたり受験の仕方を決めたりしなければなりません!
そして、その受験校・受験方法に合わせて、まだまだ足りていない実践演習をこなしていったり、面接・作文のネタ作り等の対策をしたり、過去問で出題傾向や「得点すべき問題」を把握したり等々していかなければなりません!中3生はまだまだやることが増える一方です!
なので、中3生の皆さんは来週からまた新たに気合を入れ直して、受験勉強と進路選択に臨みましょう!次に待ち構えているのは12月7日(日)実施の第4回県模試です!この回は毎年難しいですよ!!
さて。そんな今年の中3生の共通テスト対策を進めるなかで、僕が頭の片隅で考えていたことは、「来年の中3生はどうすべきか?」です。
「来年の中3生は…」とは言ったものの、出てくる結論は毎年同じで、「まずは基礎知識の定着を早いうちに済まさなければ!」と、これに尽きます。
受験勉強における「基礎知識の定着」は“優先”ではなく“前提”で、受験勉強のメインは「基礎知識を使った実践演習」です。なので、実践演習のみに時間と体力を使える期間に、どれだけ早く到達し、どれだけ多くの実践演習を踏めるかが合否の鍵です。そういったところでも、受験とは時間との勝負なんです。
大学受験において学校推薦や総合型選抜以外で進学実績を出せる高校では、「文系数学」であれば遅くても2年生の冬までに入試に必要な内容をすべて終わらせて、残り約1年間はひたすら復習と実践演習です。英語は文・理を問わず3年生になった時点で、真新しい知識を入れること(小中学生で言うところの“習っていない”という状況)は殆どありません。理系の化学・物理、数学Ⅲのようなカロリー高めな科目以外は、さっさと授業内容を終わらせて、さっさと実践演習に移ります。
高校受験でも、これと同じように受験勉強を進めていくことは可能です。実際、殆どの進学塾における高校受験の勉強の進め方はそれがスタンダードです。いまの弊塾でも中2生の数名はすでに中2で通る英語の内容はすべて済ませ、今はテキストの2周目の中盤、それに加えて中3内容を少しずつ進めています。
ただ、一部の科目や単元においては「学校の授業でのインパクトを奪ってはいけない」という理由で、大学受験の勉強のやり方とは一線を引いています。
単に知って単に覚えるだけの復習・演習なんかで、自然科学に対する感動を奪いたくないし、生まれんとする疑問を勝手に解いて良いはずもありません。
なので、学校の授業よりも先に進める内容とタイミングについて、弊塾はけっこう慎重な方で…塾界隈では遅い方です。
中2生の皆さんは、自身が受験する高校を決定しなければならない日まで、1年を切りました。基礎知識の定着は受験勉強の前提です。
だからこそ、日々の学校の授業と宿題、そして定期テストの対策には、これまで以上に真剣に取り組んで欲しいと思っています。
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!来週も宜しくお願い致します!