【私立高校入試、受験するなら奨学生試験?専願生試験?一般生試験?】公式LINE配信メッセージ[2022.10.22]

★弊塾のInstagramにもぜひ来てください★

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

私立高校入試、受験するなら奨学生試験?専願生試験?一般生試験?

さて。公立中学校では高校入試の説明会が実施され始めているようですね。

受験生たちにとって受験を優位に進めるのに必要なことは、言わずもがな、受験勉強です。しかし、受験勉強と同じくらい大事なことがもう1つ。それは「情報収集」です。

高校に設けられている学科・コース、校内の雰囲気、家からの通学距離、進学先・就職先などの「学校の特色情報」はオープンスクールを通して知っておく必要があります。
そしてもちろん「入試情報」も仕入れておくべきです。試験の種類、募集定員と募集人員、昨年度の受験者数と合格者数、合格に必要な得点の目安など。特に入試情報の中身次第で受験勉強の内容や進め方、本番の試験で「飛ばすべき問題」が大きく変わることもあります。
時間に制限がある受験生たちにとって、無駄な時間をつくらないための情報収集はとても大事です!

ということで、今回は僕の方から「私立高校の入試」についての情報提供です!

【熊本県の私立高校入試について】

私立高校入試には

1.奨学生試験
2.専願生試験
3.一般生試験

の大きく分けて3種類の試験が準備されています。

ザックリとした違いは

1.奨学生試験👉合格しても入学する必要なし
2.専願生試験👉合格したら絶対入学
3.一般生試験👉合格しても入学する必要なし

です。専願生試験は「絶対入学」を条件にするため試験合格に必要な得点(ボーダーライン)が、奨学生試験・一般生試験のそれと比べて低めに設定されています。なので、「本命は私立〇〇高校一本です!」の受験生には専願生試験の受験をお勧めしています。
※殆どの私立高校では専願生試験と奨学生試験は同日実施で同じ試験問題を使うので、専願生試験の合格者でも奨学特典を得られる場合があります。

では、
「本命は公立!私立は滑り止め!」
という受験生は滑り止めに奨学生試験と一般生試験のどちらを受験すべきなのか?

僕のお勧め…というか、合理的に考えれば「奨学生試験」を受験すべきです。理由は次の3つです。

1.奨学生試験と一般生試験の問題の難易度がほとんど変わらない

2.奨学生試験の方が日程が早く(城北高など一部を除く)、合格できれば奨学特典とちょっとの安堵を得られる

3.奨学生試験の方が倍率(合格者数に対する受験者数の割合)が低い

3つ目については意外と知られていない気がします。例えば、

《開新》※公式LINEでのみ公開
《真和》※公式LINEでのみ公開
《星翔》※公式LINEでのみ公開
《学付》奨学[1.15]一般[2.51]
《九学》奨学[1.09]一般[5.33]
《慶誠(教養)》※公式LINEでのみ公開

入学見込みの生徒を早めにガサッと取っておきたいという運営側の考えも垣間見えますが…何より最近は私立高校の人気が上昇中なんです。特にコロナ禍での「周りを見ながらじゃないと動けなかった公立」「さっさと独自路線を突っ走れた私立」という対応の在り方の違いは、私立人気に拍車をかけたように思えます。

合理性を欠くことで無駄は生まれます。ただ選択の全ては自由です。受験生たちは受験を通して合理性と必要性も学んでほしいと思います。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です