いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎等、通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
最速で失敗できることが、勝者になるための条件
先日、塾生の中学生から
「行動することと考えること、どっちが大切ですか?」
という質問が飛んできました。
この質問の解答は、人によって若しくは場面によって、天秤の傾き方が変わるでしょう。
私は【行動すること > 考えること】と思っている人間です。
「行動する・考える」に順序を付けて言うならば、「考えてから行動するのではなく、行動してから、若しくは行動しながら考える」これがベストだと思っています。
理由はシンプルで、「行動を起こすのが遅いとポジション(勝利・上位)を獲れないから」です。
歴史やニュースを見ていても、考えるよりも先に行動を起こした人間、最速で行動した人間の方が「勝者」になる可能性が高いです。それはなぜか。今日はそれについてお話したいと思います。
ひと昔前に「PDCAのサイクル」を大切にするという、お仕事スタイルがやや流行りました。
PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(振り返り)→Action(改善点を見つけ、次に活かす)という、業務上で大切だと考えられている流れを、その頭文字をとって表した言葉です。
前述で私が否定した「考えてから行動する」が、おおよそこのPDCAサイクルにあたります(笑)
このPDCAにおいて、Pを除いたDCAを高速回転させる方が、私は大切だと考えています。
※勿論、期限や予算など最低限のPlanは必要です。しかし、わざわざ会議を開いたり何時間もかけたりして、机上の空論を立てる必要はあるのでしょうか。
スマホのアプリの開発で競争する世界では「こういうものは今まで無かった!面白い!人気が出るかもしれない!」と、思い付いたらすぐにプログラミングに取り掛かるものです。人口76億人以上の地球上では、自分1人だけが思い付くよりも同時に1万人以上が思い付く可能性の方が高く、リリース時期や宣伝方法など細かなPlanや戦略を立てていては他の開発者に先を越されてしまうからです。
アプリ開発者たちのように、最速で行動を起こす人・起こせる人たちには、共通する「ある考え方」があります。
それは、行動で出た「失敗」を、改善点をあぶり出してくれた「結果の1つ」としてだけ捉えるのです。
つまり、失敗を失敗としないのです。そもそも彼らなら「失敗も無しで、上手くいくはずがないだろ?」そう言うのでしょう。
iPhoneを生んだスティーブ・ジョブズやFacebookのマーク・ザッカーバーグも、最速で行動を起こし、最速で失敗した「失敗者」です。しかし同時に、最速で改善点を見つけ出した「勝者」たちでもあります。
学校での勉強、特にテスト勉強も同じです。初めからすべて正解することを求めてはいけません。0を1にすることを最速で達成すべきなのです。何もやっていないという意味での「0」と、不正解続きであっても結果と改善点を得たという意味での「1」です。
最速で改善点を見つけ出した学生こそが、上位者又は高得点者になり得ます。復習すべき点を最速で見つけ出しているので、他者よりも復習できる時間が長いですからね。
だから「学校のワークをはやく終わらせて復習をして下さい!」と毎回言うのですよ!塾生の皆さん!(笑)
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
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