もうすぐこどもの日なので、おもちゃのお話[公式LINE2026.05.02]

いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です。今週も元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

【もうすぐこどもの日なので、おもちゃのお話】

突然ですが、僕は「おもちゃ」を卒業できなかった大人です(笑)

観察眼のある塾生なら、それに気付いているかもしれません。

窓に仮面ライダーが置いてあるけど、アレ、ちょくちょく代わっているよな…

一時、やたらに怪獣が並んでいたよな…

本の上のウォンバットたち、あれ何?…

…などなど、よく見渡せば、おもちゃ好きを匂わせるモノは教室内の至る所にあります(笑)
そして実は2階の教室にもまだまだ隠してあります(笑)

本来、塾なんかに置いてある可愛いぬいぐるみやキャラクターグッズなどは、塾生を喜ばすためだったり、客引きのための印象付け用だったりするのですが、弊塾に置いてある物々は、ただただ僕の好きなもので、僕のいわゆる眼福です(笑)

自分の親からは、子どもの頃から「おもちゃは大人になったら“卒業”するもの」として教えられてきたのですが、親の教えに反し(笑)、どうにも僕はおもちゃを卒業できなかったようです(笑)

なので、子どものようにお店でおもちゃを眺めて回ることもあれば、大人らしく(?)おもちゃ業界の業績だったり営業戦略だったりを調べることもあります。

近年のおもちゃ業界を調べていて興味深いのは、進み続ける少子化に関わらず、おもちゃ市場が成長を続けているということです。その規模は1兆円を超えるほど。子ども1人あたりのおもちゃの購入数が増えたのかというと勿論そうではありません。おもちゃ市場の成長を支えているのは「キダルト」と呼ばれる層らしいのです。

キダルトとは「子どもの心を持った大人層(キッズ+アダルト)」を指す造語です。
我を差し置いて、偏った言い換えをして良いのなら、「財力を備えた子ども」でしょうか。
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)が並ぶ棚の前では“子ども男子”よりも“大人男子”の方がギラついていますし、ガチャガチャが並ぶ場所ではガンガン両替をして筐体のレバーをグルングルン回す大人たちを見かけます。
そんなキダルトが支える市場ゆえか、最近のおもちゃ売り場ではキダルトをターゲットにしたであろう90年代後半の流行りモノの再商品化が止まりません。商品を見てもキダルトを見ても、まさに『クレヨンしんちゃん』の映画に出てきた「オトナ帝国」という言葉がふさわしい状況です。

では、子どもたちはどこへ行ってしまったのでしょう?
おもちゃ市場と対を為す(とは言い過ぎかもしれませんが)市場が、国内のゲーム市場です。国内ゲーム市場は、おもちゃ市場のおよそ2倍。その内の8割にあたるのが「モバイルゲーム」です。今や小学生でもスマホを当たり前に持つ世界。おそらく多くの子どもたちはここに居るのでしょう。

哲学者・中村雄二郎氏は『考える愉しみ』のなかで「アナログ的な世界にあって中心的役割を果たすのは想像力であり全体的な直観である。…その想像力と全体的直感から創意や工夫も出てくる」と書いています。
映像という平面にのみ接し、既定のプログラムをなぞるデジタルな遊びからは、一体どのような創意・工夫が生まれるのでしょう…。
創意・工夫を使いこなし現代のゲーム基盤を築いていった神のようなゲームクリエイターたちは、少なくとも、現代のゲームに触れなかった子どもたちです。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!来週も宜しくお願い致します!

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