ココは田舎の学習塾#9志望理由は3部作ストーリーに仕上げる!Part2

さて。先日の志望理由は3部作ストーリーに仕上げる!は読んで頂けましたか??

※ちなみに動画のほうもよろしくお願いします!!

令和4年度 熊本県の高校入試を知ろう#2前期選抜編

今回は、途中までは前回のコピペ!

後半からは前回の続きをお話します!

前期選抜の準備で最も必要なのは・・・

前期選抜では国数英社理の主要5科目の試験ではない、

作文試験や実技試験、そして面接なんかがあるのですが・・・

これら前期選抜の受験対策の中で必ず…必ずや、絶対に、しておかなければならないコトがあります。

それは・・・

志望理由を考えること!

です。

今回はこの場をお借りして、

さかき的、志望理由の考え方

をお伝えいたします。

これは公立高校の前期選抜だけでなく、推薦入試、

そして大学受験や就職試験での面接対策でも使える考え方なので、ぜひともご参考の1つに加えてください!

志望理由は3部作ストーリーで考えておこう!

志望理由を考えるとなると、

「どうしてその学校に入りたいのか?」

と、「入口」のことだけを考えてしまいがちです。

しかし、私的にそれはまだまだ甘いんです。

志望理由とは…

Episode1:なぜ貴校に入学したいのか&なぜ貴校でなくてはならないのか?

Episode2:貴校に入学して何をしたいのか?

Episode3:貴校を卒業してどうしたいのか?

の3部作ストーリーで考えておくべきだ!

と、私は考えています。

もちろん、実際の面接のときに志望理由を聞かれて、上記すべてを答える必要はありません(笑)

自分が強く「伝えたい!」と思っているEpisodeだけをお話しすればいいのです。

3部作ストーリーは、勝負のための「手札」として、最低限準備しておくものです。

 

Episode1:なぜ貴校に入学したいのか&なぜ貴校でなくてはならないのか?

まずは何といってもこれ。3部作ストーリーの入り口。

【なぜ貴校に入学したいのか?】

その学校の雰囲気や理念、信念、校訓などの校風に触れるも良し!

進学実績や検定試験合格実績、就職実績などの数字データに触れるも良し!

「貴校で勉強する兄を見て…」など、在校生または卒業生であった親族や先輩に触れるも良し!

夏のオープンスクールや学校説明会などに参加したときの実体験に触れるも良し!!

大事なのは、具体的な事実を根拠にしていることです!

ウソは見抜かれます。面接官は別名:ウソ発見スペシャリストであり(ウソです)、ウソを見抜くことも仕事の1つです(本当です)。

志望理由を述べる際には、誠実に、事実を述べることが何よりも大切です。

 

そして、志望理由により強い意志を加えることができる話が…

【なぜ貴校でなくてはならないのか?】

例えば、熊本工業高校を志望校にしたとしましょう。

工業系に進学したい理由はすぐに考えられるし、すぐに思いつくことでしょう。将来エンジニアになりたいからとか、自動車の開発に携わりたいからとか、化学工業を学びたいからとか…。

では、なぜ熊本工業高校でなければならないのか?

熊本に工業系の高等学校・高等専門学校は1校ではありません。2年次には工業系に進める総合学科の高校もあります。

学区や、入試の合格ラインの壁を考慮しなければ、選択できる工業系の高校なんて何校もあるのです。

※実際、熊本県の学区なんて2021年10月の現在、無いようなものです(笑)

そんな何校もある工業系の高校の中から、なぜ熊本工業高校を選んだのか?なぜ熊本工業高校でなければならないのか?他の高校ではダメなのか??

「自分の進学先がその高校でなければならない理由」これもすごく大事です!!

この高校でなければならない!この高校じゃないとダメなんです!

と、言い切れるネタを探せれば、あなたの志望理由はより強いものとなるでしょう。

 

では、どのようにしてそんなネタを探せばいいのか?

それは志望している高校の魅力をひたすら探すのです。ホームページや学校案内のパンフレット、先輩や先生の話など、探せる場所は沢山あります。

好きなアイドル、好きなアニメ、好きなスポーツ選手について、その魅力はひたすら話せますよね?それらを他者に勧めることもできるくらいに。

それくらい志望校の魅力を探してみましょう!

「この高校にはこんな素晴らしいところがあるんです!」

と、その高校に勤務している先生である面接官に、その高校の魅力を我が物顔で語り、勧められるくらいになりましょう!

※自分の勤務先をひたすら褒められることは、気持ちいいことです(笑)

 

ただ、ここで注意点です。

探し考えるのは、あくまでも「なぜ貴校でなければならないのか」であって、「なぜ他校はダメなのか」ではありません。

もちろん、他校と比較しながら志望校の魅力を探すのはとてもいい方法です!

しかし、他校を見下すような発言をしたり、悪く言ったりしてはいけません。

自分の印象を下げるだけですし、受験生として、人として最低です。

そこんとこ、絶対に気をつけましょう!!

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