自分でもびっくりですが、このたび突発性難聴を発症しました!
それは日曜の夜、突然に
日曜の夜、突然、耳の聞こえが悪くなりました。
それに気付いたのは少し後で。
はじめは「右側と左側で何かが違うな…」という感じで。
耳抜きが必要な感じ。耳が詰まったような感じ。耳の奥に何か膜が張っているような感じ。耳の中が圧迫されているような感じ。そんな具合です。
何度耳抜きをしてもその異変が治らないので、ネットやSNSでいろいろ調べました。すると、出てきた1つの可能性が「突発性難聴」。
原因は不明で、完治の確率は3分の1、完治はしなくても改善する確率は3分の1、そして治らない確率も3分の1。
マジか~…と。
そして早期の治療が必要とのこと。1週間以内、遅くても2週間以内に耳鼻科で治療すべきとのこと。ベストなのは48時間以内にステロイド投薬をすべきとのこと。
え!マジか!?と。
48時間以内…そんなタイムリミット、映画でしか見たことないぞ(笑)
朝には治っているだろうという希望
「突発性難聴」という1つの可能性が上がりながらも、ワンチャン朝には治っているだろうと根拠のない希望を持ち、
日曜の楽しみ『鬼滅の刃-遊郭編-』『進撃の巨人-FINAL SEASON-』を鑑賞して、就寝。
そして、朝。
治ってないんだな、これが(笑)
何故かいつもより早く起床。さっさと支度して耳鼻科に行け!ということなのだろう。
1件目の耳鼻科の診断「鼻炎のせいだろう」
朝の9時半過ぎに耳鼻科に到着。診察し、お薬の処方まで終わったのが11時過ぎ。
耳鼻科ってこんなに時間かかるのね。
診断結果は「鼻炎のせい」でした。子どもの頃から鼻炎持ちである鼻を処置をされ、処方されたお薬も「鼻炎の薬」。
おかげさまで、お鼻の通りはスッキリです☆
…いやいや、耳が聞こえないのだが。(笑)
外耳しか見てもらえず、聴力検査すらしてない…
たしかに鼻と耳が繋がっているのは知っていますが、「本当にそうなのかな?」と疑問を持ってしまいました。
鼻炎とは20年以上のお付き合いなんです(笑)これまでに耳の調子が悪くなるなんて1度も無かったので、その診断結果には情報量的にも気持ち的にも不安と疑問が残りました。
この診断結果が正解か不正解かはわかりませんが、突発性難聴の可能性がある以上、48時間以内にステロイドの投薬をすべきなのは変わらず明らかです。
低音が聴き取れないことが発覚
その日、耳元で爪を弾いてみると音の聞こえ方が左右で違うことが分かりました。
耳が詰まっているような感覚があって、聞こえ方が左右で違う。なかなか症状が具体的になってきました。
耳元で弾く爪の音は、右耳では「太い音」ですが左耳では「軽い音」なのです。
つまりは低音が聴き取れていないのか?
次は耳元でB’zの曲を流してみると、左耳では曲の奥行が無い感じです。
これは低音が聴き取れていないな。
2件目の耳鼻科の診断「低音障害型感音難聴・突発性難聴」
翌日の朝、少し離れた地域の耳鼻科へ向かうことに。
先生の簡易な診断のあと、聴力検査へ。
やっぱすべきだよね、聴力検査。
右耳の検査の後、左耳の検査をすると、右耳では聞こえていた音が左耳では聞こえないのです。それも低い音が。
やっぱりそうかぁ…。
聴力検査後、先生の診断結果。低音が聞き取れない突発性難聴とのこと。
「鼻炎のせい」よりもはるか悪い診断結果のはずですが、その診断結果にホッとしました。
病院の診断とは、答えを見つけてもらうためではなく、答え合わせのために受けるものなのだろうか。
そんなことを考えながら診断を聞き終わると、待ってました、ステロイドの点滴です。
点滴、30分・・・。長いな。
その後、すごい大量の薬が処方されましたが、その量も事前に調べていたので知っていました。
しかし、めまいを抑える飲み薬もあるけど…これは必要なのか??突発性難聴ではめまいや吐き気も出るらしいけど、薬を出すほどなのか???
ちなみに、今回受診からお薬の処方までにかかった時間は1時間とちょっとです。今回は点滴もあったけど、トータル前回よりも速かったぞ(笑)
ステロイドの点滴後、少し楽になった左耳
ステロイドの点滴後、1時間後くらいでしょうか。耳の圧迫感というか詰まったような感じは、だいぶ楽になりました。
投薬を続けて、これが日に日に良くなればいいのですが。
なぜか前向き過ぎる自分(笑)
この突然の事態を経て、ショックを受けた、落ち込んだ、そんなことはほとんどありませんでした(笑)
他の人が経験できないことを経験できている!そんな軽い気分です。
KinkiKidsの堂本剛くんと同じか…ふふふ(笑)みたいな。
それから、改めて勉強する習慣があって良かった!と思えています。
勉強する習慣、それは調べる習慣です。だから今回のような、我ながらスムーズな診断から投薬までの流れにありつけました。48時間のタイムリミットも守れましたし。
もしも、何も調べず、医者だろうと他人の言うことを鵜呑みにするような人間だったとしたら、今ごろは何に悩まされているのでしょう。
今は、回復するのかしないのかよりも、コレの使いこなし方を模索中です。(笑)