いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎や夕ご飯など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
ーConnecting The Dotsー 貪欲かつ好奇心旺盛に今を生きる
先日、英語のテスト勉強をしている中学生から、英語の教科書を借りて全ページをザックリ読んでいると…
なんと!スタンフォード大学の卒業式で、スティーブ・ジョブズの行ったスピーチが、一部抜粋されて収録されていたのです!
これはマーティン・ルーサー・キングjr.の有名スピーチ「I have a dream…」に匹敵するものだと(勝手に)思っています。
なので、中学生には『平家物語』の冒頭を暗記するような時間があるのなら、スティーブ・ジョブズのそれを暗記して欲しい!そう考えています(笑)・・・全国の国語の先生ごめんなさい。
スティーブ・ジョブズのスピーチは3つの話で構成されていて、そのうちの1つに「connecting the dots」と呼ばれている話があります。世間では、これを生き方やビジネスの教訓にする人たちもいるようです。
しかし、私としては、「学校の勉強」の大切さが伝わるメッセージとして捉えています。勿論、あくまでも個人的な見解です。
「connecting the dots」の中に、次のような言葉があります。
you can’t connect the dots looking forward,
you can only connect them looking backwards.
※塾生の皆さんで日本語訳に挑戦してほしいです(笑)
「dot=点」とは、自分がやってきたこと1つ1つのことを表します。
何かを勉強をしてきた・授業を受けた・受験勉強をした、それらの「点」が自分の将来にどう役立つか、どうconnectするかなんて、やっている本人たちには分からないものです。
※もちろん、明確な将来のビジョンがあって、それの実現のために授業を受けたり受験勉強をしたりする学生もいるでしょう。
「数列って、どこで使うの?」
「植物の体のつくりを知って、意味あるの?」
こんな疑問や不安、そして一部の文句を、「学校の勉強」の中では持ってしまいがちです。
しかし、「もしかしたら…」の将来。
銀行員になって、金利の仕組みをお客様に伝えなければならないかもしれません。
保育士になって、「なんで葉っぱは緑なの?」という子どもの問いに答えなければならないかもしれません。
スピーチにもあるように、将来を見据えて、予想して、何かをするというのは難しいことです。将来になって過去を振り返って、初めて「やっていてよかった」と思えます。まさにconnecting the dotsの瞬間です。
今は「意味がない」と思ってることでも、将来はどこかで何かの役に立つ。「学校の勉強」とはそういうものだと私は考えています。
この世界に「意味がない」行動なんてありません。どこかで役立ち、どこかに繋がります。その瞬間が訪れるまで、Stay hungry, stay foolishであり続けることが大切なのです!!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!