いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です！今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました！
お金持ちは、幸せか？
ある著名人が先日、SNSでこんなことを呟いていました。
「お金で幸せにはなれないけど、不幸を回避することはできる」
なかなかの真実だなと思いました。
“お金持ちならば幸せである”という命題が偽である(正しくない)ことは、幼いころに親と先生とメディアから教わり、大人になってから出逢った方々からも教わってきました。そして今もそれに理解と納得をしています。
だからと言うわけではありませんが、“お金のかからない幸せ”を見つけようとしたり考えたりすることが僕の習慣のひとつです(笑)
「お金がたくさんあっても幸せにはなれない。じゃあ、お金なんていらないのか？」
さすがにそれは乱暴な考え方です(笑)お金は間違いなく必要なモノです。
今年に入ってまだ4か月も経たないうちに、僕は突発性難聴の治療ため耳鼻咽喉科に通院し、前立腺炎の治療のため泌尿器科に通院しました。連続で、さらには並行して複数の病院にお世話になると、3割負担とは言え、診察料とお薬代の合計額はなかなかの出費でした(泣)
現代社会を健康に、無事に生き抜くためにもお金は必要なモノなんです。
話の規模は一気に大きくなりますが、現在も続いているロシアによるウクライナ侵攻。そこで大きな被害を受けているウクライナ人たちが、今最も必要だと訴えかけているものが「現金」だそうです。隣国へ非難するにしても交通費や宿泊費などお金がかかります。
日本に避難してきたウクライナ人たちは政府や自治体から10万円～20万円規模の現金支援を受けられます。しかし、突然外国へ避難を強いられたウクライナ人たちが満足な生活をするのに、その額は十分なものとは言えないのかもしれません。
このようにお金は、辛い病気になったり予想もできない事件に巻き込まれたりしたときに、そこから降りかかってくる不幸から身を守ることができるかもしれないモノなのです。
先述の通り、不幸を回避することができるものなのです。
では、不幸を回避できるような大事なものをたくさん持っているお金持ちを、幸せであると言い切れないのはどうしてでしょう？
それはお金が次のような単なるアイテムでしかないからです。
まず１つは交換媒体としてのアイテムです。お金は基本的に何にでも交換できます。洋服にも食べ物にもお薬にも、そして散髪などのサービスにも交換できちゃいます。「何にでも交換できるなら、たくさん持ってれば幸せじゃん！」と思う子どももいるかもしれませんが、交換媒体は交換しなければ幸せを感じさせる物やサービスは手に入りません。たくさん持っているだけでは幸せな出来事は発生しないのです。
次に価値をはかる物差しとしてのアイテムなのですが…定規ってたくさん持ってて幸せですか？(笑)
なので、大金持ちになれたからと言って幸せを手に入れたとは言い切れないのです。
お金の歴史を辿ったりその役割を知るとその存在の不思議さに気付かされます。
明らかなのは、「幸せ」とお金の繋がりは薄いということです。
先日小学生に「経済を回すための連休でもあるよ～」というお話をしましたが、この連休中はお金で得られる幸せとお金が無くても得られる幸せを改めて観察してみようと思いました！
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します！
