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絶賛フォロバ中です!(笑)
いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
僕が塾で怒らなくなった理由
さて、来週から菊池南中では前期中間テストが実施されます。弊塾でもそれに向けての対策期間を設けておりました。
実は1年の中で僕の沸点が最も低い時期が、中学校の定期テストの対策期間中です。
というのも…
「あれ?まだワークが終わってないのか。(フツフツ…←血液が滾る音)」
このように塾生が塾以外で勉強時間を作っていないことが、何時にも増してあからさまに分かってしまうことが多いからです。
僕はもともと沸点は高い方ではないので(笑)、
塾講師・家庭教師のバイト時代を含めた27歳くらいまではガッツリ怒り散らす講師でした。
「やる気ねぇなら帰れ!」は、もはや常套句。
授業中に私語や居眠りをしようものなら、机を蹴飛ばすことも多々。
これだけやっていても自分はまだまだ甘い方だと当時は思っていました。
その理由は、もっと恐い先生たちの指導を知っていたからと、そして何より、どんなに怒っても叱っても塾生の態度や姿勢がすぐに変わることがほとんどなかったからです。
僕よりも保護者の皆様のほうが経験豊かなので、ご理解を頂けると思うのですが…
子ども(生徒)を怒ったり叱ったりしたあと、ドッと、かなり疲れますよね?
さらにそのあと、その日1日が最悪の日に転じたと思えるくらい嫌な気持ちになりますよね?
そう感じる方はぜひ首を縦に振ってください。
怒ったり叱ったりすると、時間だけでなく、想像以上に体力と精神力をもっていかれます。
なのに、即効性の効果がほとんどありません。
僕は20代後半の後半でようやく、怒ること・叱ることにおける「コスパの悪さ」に気付かされました。
それ以来、怒る・叱るという行動を選択しないようにしました。
勿論、「選択しない」に至るまでコーチングの要素やらを用いて、工夫した怒り方や𠮟り方を調べたり考えたりもしました。
しかし、頭に血が上っている状態で、冷静かつロジック的な声掛けができるとは到底思えなかったのです。
「先生は今悲しいけど、何がどう悪いか、分かるかな?」
そんな声掛けしてる間に僕の血管の、おそらく2~3本は破裂します(笑)
なので、塾生の勉強への取り組み具合の、何を見ても、まずは「怒らない」「叱らない」と決めたのです。
先日、ある他塾の先生がウィンドミルに来てくれました。
僕が最も尊敬している先生です。
その先生は、講師にも保護者の方にも「勝手な評価はせずに、見守ってあげると良い」と伝えます。
「仏かよ」と言いたくなるところですが、その先生との出逢いもあってか、
「事実を見て聴いて受け入れ、必要な事実を伝え、塾生には自分で行動と考えを選択してもらう」
これに徹することが、僕の今の塾講師としてのスタンスとなっています。
ただ、僕の沸点が低いという事実はたぶん今も変わりません(笑)
なので、それは塾生たちが受け入れておくべき「事実」のひとつです(笑)
【今回と合わせて目を通して頂きたい過去メッセージ】
2020年11月28日配信『体罰に声を上げられる権利をもたされた学生たちが置かれている状況』
https://sakaki-maru.com/koshiki-line1128/
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!