【逃げたら一つ、進めば二つ】公式LINE配信メッセージ[2022.12.03]

★弊塾のInstagramにもぜひ来てください★

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

逃げたら一つ、進めば二つ

今週の終わり、高校入試に向けた学校での三者面談もいよいよ終盤のようですね。
挑戦する高校が決まった中3生は、あとはひたすら勉強するだけです。
高校入試が終わるまでは、スマホやテレビ、その他ゲームのような勉強以外の選択肢を持つ必要はありません。
もちろん冬休みやクリスマス、お正月などのイベントに対しても同様です。
「中学生最後の冬休みだから~♪」「高校最後のクリスマスだから~♪♪」などと吹いている“受験生”がもしも目の前に現れたら、氷点下の眼差しで彼らを見ることになるでしょう。ワムの「ラスト・クリスマス」に引っ張られ過ぎです。高校最初のクリスマスは普通のクリスマスではなかったのでしょうか。

受験生たちは「よく考えてみればよく分からない」価値添加物には気を付けてほしいです(笑)

受験に取り組む姿勢は、受験後の成長に大きな影響を与えると僕は考えています。
以前、塾の保護者面談で

「今のままでも合格すると分かっていても、もっと本気で受験勉強に取り組んでほしいんです…」

と話してくださったお母様がいらっしゃいました。今のままでも合格できるのに、本気でさらに勉強する必要があるのか?…勿論あるに決まってます。「本気になる」ことに大きな意味があるんです。この場合もっと言えば、「嫌いなこと・面倒なことにも本気になれる」ことに、かなり大きな意味があります。

人は一度経験したことを材料にして、行動を起こしたり判断をしたりします。なので、一度でも面倒なことに本気で挑んだ経験のある人は、何にでも可能な限り本気になれます。
勿論その逆で「本気にならなくても大丈夫だった」を材料にしていく人もいるでしょう。

塾生たちが受験をする上で、僕ら学習塾が重要視するのはもちろん「志望校の合格」です。しかし、その裏で同じく重要視しているのが「受験を通しての成長」です。
ウィンドミルとして独立する前、勤めていた学習塾では「合格の、さらに先を考えてあげなさい」と塾長から教えられてきました。「志望校に合格したあと、その子が志望校でもちゃんと勉強ができるように成長を促しなさい」ということだと、勝手に解釈しましたが、たぶん…そうです(笑)

先日、中3生の女の子に志望校の前期選抜を受けるかどうかを聴くと「面接が苦手だから後期選抜だけ受けます」とのこと。しかし、学校での三者面談を終えたあとにもう一度聴き直してみると「前期選抜も受けてみます」と変わっていました。どういう心境の変化か、中学生らしい笑顔を交えながら話してくれましたが、僕はそこに「かっこ良さ」を感じました。苦手なもの、避けたいもの、避けると決めていたものに改めて挑むと決めたそれを「成長」と呼ばずして何と呼びましょう。

時には退くことも避けることも必要です。ただ、必要なそれと「逃げる」ことは別ものです。逃げれば「安全」は手に入ります。しかし、逃げずに進めば結果がどうであれ「経験」や「他者からの認知」や「逃げなかった自分」など、たくさん手に入ります。それはすべて「成長」に必ず繋がります。

「逃げたら一つ、進めば二つ」最近仕入れた好きな言葉です(笑)

受験生には受験を通して「行き先」だけでなく、「在り方」も決めていって欲しいと思っています!

最後まで目を通して頂きありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です