夏季講習2023お申込受付中!
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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生・体験生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
効率の良い勉強方法のお話も。
定期テストも終了し、塾内での「月イチ学力模試」も終了し、それぞれ結果が出揃いました。
※学力模試の結果については、もう少し後に、詳しい模試結果を配布致します。
目標(予想)通りの結果だった生徒や、本人すら驚くほどの結果を出した生徒、納得できる結果ではなかった生徒など、それぞれで思うところはあったようですが・・・
悔しさも頑張りも、すべては過去です。
良いことが起きても悪いことが起きても、すべては過去になります。
by アンミカ
です!
どんな試験結果であれ、それは過去です。いつまでも一喜一憂の材料にしていてはいけません。
納得できる結果でなかったのなら、今から何をすべきか。
良い結果だったなら、次は何に備えるのか。
常にその先で待っているかもしれない“事態や状況”を考えて、行動量を増やし続けるべきです。
なので、今回は、次の定期テストや次の学力模試に向けて保護者の皆様と塾生の皆さんに、ぜひ、覚えていてほしいことを2点、お話しさせてください。
1点目は、「英語と数学の定期テスト範囲は、毎回広がり続ける」ということ。
2点目は、「テスト勉強中に考え込むことは、時間の無駄になる」ということ、この2点です。
《英語と数学の定期テスト範囲は、毎回広がり続ける》
例えば、中2生の次の定期テストで、数学のテスト範囲が「1次関数」の内容だけだとします。1次関数の内容だけであっても、1次関数の問題を解くためには、文字式の計算(中1内容)ができないといけませんし、方程式を解く(中1内容)こともできないといけません。もちろん、1次関数より前の単元の「連立方程式」を使うこともあります。
なので、「次のテスト範囲は1次関数だけです!」は、「次のテスト範囲は1次関数までのすべてです!」ということになります。
英語も同様に、例えばテスト範囲が「現在完了形」の内容(中3内容)だけだとしても、一般動詞とbe動詞の違いと使い方(中1内容)や助動詞の使い方(中1・中2内容)をマスターしている必要があります。
このように、英語と数学のテスト範囲は、毎回広がり続けるのです。
《テスト勉強中に考え込むことは、時間の無駄になる》
テスト勉強において最重要で、かつ最優先にすべきことは、テスト範囲の全体(全問)を「知っている・見たことがある」状態にすることです。
例えば、数学のテスト範囲が、ワーク(補助教材・問題集)20ページ分だったとします。その20ページの1周目を、どれだけ早く通ることができるかが重要です。
1周目は、すべて不正解でも、何も問題はありません。1周目の目的は「知っている・見たことがある」という状態をつくることだからです。
2周目に入る時には、20ページ分の内容は、確実にすべて忘れています。それでも、何も問題はありません。2周目以降の目的は「思い出すこと」だからです。
3周目、4周目と「思い出す」回数を重ねることで、知識や解き方の定着の“濃さ”は増していきます。
日常において、思い出が思い出になり得るのは、思い出す機会があった出来事だからです。同窓会や世間話、身の上話などを通して、定期的に何度も何度も思い出す機会があった出来事だけ、記憶に濃く残ります。思い出す機会がなかった出来事は、どんな出来事であれ、思い出になることはありません。
このように、何回「思い出す」ことをしてきたかで、未来のテストの結果はどんどん変化し、決まります。
そのため、思い出すために必要な、「全体を知っている」という状態を、どれくらい早くつくれるかが非常に大事になってきます。
1周目で、テスト範囲のワークの問題1問だけに、何分も何十分もかけて解こうとすると、「全体を知っている」状態をつくることが、どんどん遅れてしまいます。最悪、「知っている」だけでテストを受けることになります。
じっくり考えて解けた問題なら、達成感もあって、きっと忘れない!…そんなことはありません。次の日にはほとんど忘れてます。
ヒトは、その命が脅かされる事柄でない限り、キレイさっぱり忘れることができる、「忘却に特化した生き物」です。これに対する自覚も非常に大切です。
1問1問、じっくり考えて解き進めるというのは、テスト勉強においては、シンプルに時間の無駄遣いなんです。
1周目で解けない問題は、「分からない」のではなく「知らない」だけなのだから、すぐに答え合わせと解き直しにうつって、知っている状態をつくるべきです。
2周目以降で解けない問題も、「分からない」のではく「思い出せていない」だけなのだから、すぐに答え合わせと解き直しにうつって、思い出すことを何度も何度も繰り返すべきです。
このような「全体を知っている状態をいち早くつくり、思い出すことを繰り返しまくる勉強方法」は、僕が知るうえで、最も短期的かつ効率的に成績を上げられる、テスト勉強の方法です。
でも、これは僕だけが知っている勉強方法ではありません。
学生時代にバイトをしていた学習塾でも勧めていた勉強方法ですし、今ではYouTubeやTikTokなどでも見かけるくらい、かなり有名で、それゆえ“普通”のテスト勉強の方法です。
なので、やっている人は、すでにやっています。
成績を上げたいという「願望」だけでは成績は絶対に上がりません。
必要なのは、「~したい」ではなく「~する」という「覚悟」と、その目的を達成するに見合った「行動量」です。
勉強方法についてもお話してしまったので、今回はかなり長いLINEになってしまいました。
お時間を取らせてしまい、申し訳ありません。
お忙しい中、最後まで目を通していただき、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!