【熊本県の私立高校の入試とは?専願試験・一般試験編】公式LINE配信メッセージ[2021.10.16]

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

熊本県の私立高校入試とは?part2

先週のメッセージに引き続き、今回も熊本県の私立高校の入試についてお話したいと思います。
今回は私立高校入試のうち専願試験と一般試験についてお話致します。
前回のメッセージはブログサイト『ウィンドミル菊池教室 教室長さかきの毎日』にもアーカイブとして残しています!

https://sakaki-maru.com/koshiki-line-2021-10-09/

専願試験とは?

専願試験は奨学試験と同日同時刻に実施される試験で「合格者は絶対に入学しなければならない」条件付きの試験です。そのため、同日実施の奨学試験よりも合格基準は低めに設定されています。例えば、この夏の県模試での合格ライン(ボーダー圏[C判定])を見ると、

[学園大付属高校] 奨学試験合格ライン:※※※点、専願試験合格ライン:※※※点
[文徳高校(進特コース)] 奨学試験合格ライン:※※※点、専願試験合格ライン:※※※点

※公式LINE配信メッセージ上でのみ得点を掲載。

このように、奨学試験と専願試験とではその合格ラインに数点~20点程度の差があります。また、奨学試験と専願試験が同じ試験問題の場合は、奨学試験と同様の奨学特典が専願試験にも適応されます。なので、「受験する私立高校が本命!合格すれば公立高校を受ける予定はない!」という受験生は、専願試験を受験することをお勧めします。

一般試験とは?

一般試験は2月15日(火)または2月16日(水)に実施される試験です。一般試験の、受験する側から見る位置付けは「1月の奨学・専願試験に不合格だった、若しくは思い通りの結果ではなかった受験生が受ける試験」でしょうか。試験の名称に「一般」とは付いていますが、私立高校入試のメインは1月の奨学・専願試験です。

「一般試験の方が奨学試験よりも簡単」と話す方(たいていは中学生)もいますが、その難易度の差は僅かなものです。
また一般試験の受験者の中には、奨学・専願試験に不合格だったため、受験校のランクを一つ二つ下げて受験する者もいるでしょう。これは珍しくもない、誰でも予想できるよくあることです。猛者たちが下ってくる恐れのある門にわざわざ時を待って臨むことを、僕は得策とは思えません。再度言いますが、私立入試のメインは1月の奨学専願試験です!

※城北・玉名女子・菊池女子・専玉の試験日程は、他の私立高校とは少々異なるので、受験を予定している生徒は注意しましょう!

最後に小話。本当にあった、だれ得?な突然の受験取り消し

「君はこの高校に入学する気は無いんだろう?君が合格したことで入学を希望していた他の子が不合格になるかもしれないだろ。だからこの高校の受験はしなくていい。」

これは数年前に、ある私立高校を滑り止め受験する予定だった塾生が、学校の先生から実際に言われた内容です。半信半疑でそれを聞き入れた塾生は、その場で私立高校の受験を取り下げました。
そのことを聴いた僕はさすがに「何言ってんだ?」と思ってしまい、本人の希望を確認した上で「明日もう一度受験するって言ってこい!やりたいことを譲るな!」と話すと…翌日にはしっかり希望を通してきました(笑)。

受験生には、周りを気にしない・流されない強い精神力を育ててほしいと思っています!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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