【単なる通過点と見るか、価値ある経験と見るか】公式LINE配信メッセージ[2022.02.26]

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です！今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました！

さて、2月25日(金)を以て今年度弊塾でサポートするすべての受験日程が終了致しました！
今年度は大学受験に公務員試験、中学受験そして高校受験と、昨年度の高校受験のみと比較するとなかなかのウェイト増し増しでした(笑)

この入試期間の終了時期に毎年考えるのが「あ、塾生増やさないと経営が…」という経営面と(笑)、「受験生たちはちゃんと褒めてもらえたかな？」ということです。「合格すれば、そりゃあ褒められるでしょ？」と思うかもしれませんが、そこではありません。
「受験を乗り切ったこと」、是非そこを褒めてあげてほしいのです。

自分の進む道を選択し、その道を進んで行けるようになるための訓練を続け、その道の門を開けられるか否かの戦いに挑んだ。
受験生たちのこの「経験」は、生きる中での「成果」に等しいと言えます。

「よくぞ受験を乗り切った！」
身近なオトナたちのその一言で、受験生たちのこれまでの行動のすべてが肯定されるのです。

学校やSNS…他者と比較せずには居られない環境にいる10代の子どもたちが最も苦手なのが「自己肯定」です。加えて人間であるからには必ず「承認欲求」もあります。そして以前お話した通り、周りのオトナたちの言葉が子どもたちの「世界の法則」です。

「何かを無事に乗り切れた・無事にやり切れた」、それを周りのオトナが褒めてあげることで、その子の行動が肯定され、承認欲求も満たされ、今後の思考と行動の型が決まっていきます。何が正しいのか・どう在るべきなのかが決まるのです。

「受験は単なる通過点」、たぶんそれは間違いではありません。
でも、無事に通過できたのなら拍手で見送りたいと思ってしまう、今はそんな時期です！

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました！
来週も宜しくお願い致します！