いつもお世話になっております。ウィンドミル菊池教室の榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生・体験生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
注意喚起!まだ高校入試は終わっていないぞ!というお話
先週の水曜日で県内ほぼすべての私立高校の奨学・専願試験が終了しました。受験した中3生の皆さん、おつかれさまでした!
…で、注意喚起です!
まだ高校入試は終わっていません。
ここから先、公立高校の前期選抜、私立高校の一般入試、公立高校の後期選抜を控えている受験生はもちろん、水曜日に実施された私立の試験が“本命受験”だった受験生も、まだ高校入試は終わっていません。結果が出るまでは次の一手、そのまた次の一手を考えて、引き続き勉強を止めず、勉強量を変えずに次に打つ手の準備をすべきです。例えば、3教科受験だった受験生はほぼノータッチだった理科・社会に手をつけておくべきです。
オトナの方々のお仕事をする上での“鉄則”とでも言える、「物事は常に最悪な結果を想定しておくべき」は、高校入試・大学入試もまた然りです。その想定を素に次の一手、そのまた次の一手は生まれ、自分が今すべき行動が何なのかが分かっていきます。
つまり、危険を予測しておけば、急ブレーキ・急ハンドルの“危険走行”は避けられるということです。
もちろん、想定無しをとれば、受験生であれオトナの方々であれ危険走行ゆえに、高い確率で最悪は連鎖します。
今年の大学入試は、東京大学や京都大学などの難関大学の志願者数が増加しており、受験生たちが「強気傾向」にあるようです。
対して、県内の(だけではないと思いますが)高校入試は「安全志向」です。ここ数年は私立高校を本命とする受験生の増加から、専願受験をする受験生も当然増加し、この1月で高校入試を終える受験生は少なくありません。また増加傾向にもあります。そして、公立高校の前期選抜後の2月の第2週目になると、試験を控える受験生の数が学校の教室内の3分の1以下になるのも珍しくありません。菊池市の中学校もその傾向は強く、後期選抜まで受験する中3生の方が少ないように思えます。
そのため、後期選抜を受験する、後期選抜が“本命受験”だという受験生たちには、取捨選択のできる強い意志とその意志を保ち続けられる環境が必要です。特に四高を受験する受験生たちや、模試でA判定を取れていない高校を受験する受験生たちは、学校の教室の3分の2から湧いてくる「受験が終わったムード」に流されたら終わりです。
以前にも書いたように、勉強には人生を懸けてやる価値があります。ゆえに、勉強の邪魔をするモノは、人生の邪魔をするモノだと思って良いと私は考えています。
自分が受験勉強やテスト勉強を本気で頑張っている姿をちゃかしに来たり、遊びの誘いを勉強を理由に断ったら「勉強は夜すれば良いのに」だの「ノリが悪い」だの言ったりするような友達がいたら、とりあえず、その人とは距離を置くべきでしょう。真の友達なら「価値の共有」ができます。「受験が終わるまで待ってるからな」ぐらいの一言を言ってくれる存在でなければ、いずれ何かの壁になります。
まだ高校入試が終わっていない受験生たちは、合理的な取捨選択はできているでしょうか?
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
来週も宜しくお願い致します!