いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!
18歳が成人になるのは「早い」ことなのか?
今週は県内の各高校で入学式がありました!新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
なんと新入生の皆さんは、あと約2年で成人になります!
個人的に、これは未だに慣れることができない衝撃的変化ですね…。
「高校を卒業して、少しすれば大人の仲間入り!」という小中学生・高校生を“子ども”とするこれまで持っていた線引き意識。それは僕がこれまでに大人たちから教わり、環境から見聞きしてきた常識であり、そこから創られた意識です。それをこの歳になって変えることは、なかなか味わえない、文化と伝統と習慣の改変です。消費税の増税とは格が違います(笑)
これから高校入試に向けて勉強をする中3生たちは、あと3年で成人です。
年齢・学年が上がっていくにつれて在宅時間が少なくなるお子様の面倒を見る保護者の皆様にとっては、その3年は、実際の年数よりも短い時間に感じるのやもしれません。
親が生涯のうちに子どもと一緒に過ごせる時間の総時間数は、7年半と計算されています。
そのうちの30%は幼稚園・保育園の卒園式の日で終わり、小学校卒業時には50%程度が終わっているそうです。学校入学以降は、起きている時間のほとんどを家以外・親もと以外で過ごすようになるからでしょう。そして高校卒業時には総時間数の70%程度が終わっていることになるそうです。
この計算を踏まえると、親と過ごせる期間の60%以上が過ぎている18歳を「法的責任を背負える人間」として扱うというのは、割と妥当なことなのかもしれません。
とは言え、学校で学べることと実社会に出ないと学べないことの差は大きいです。
なので、子どもたちが18歳の成人を迎えるまでに、親だけでなく周りの大人たちが社会のことをゆっくり、かつ確実にお話していかなければなりません。
《子どものうちに知らせておきたい・注意させておきたい、18歳成人が自分だけでできること》
1.携帯電話の契約ができる
2.ローンの契約
3.部屋を借りる契約
4.医師・弁護士などの士業になれる
5.10年のパスポートが取れる
6.男女ともに18歳ならば結婚ができる
これもセットで伝えておきたいですね!
《18歳成人でも20歳以上でなければ違法なこと》
1.タバコを吸う
2.お酒を飲む
3、ギャンブルをする
※パチンコは18歳成人で入店できるが、高校生は不可。
「契約」ができるようになる以上、特に「お金」に関する知識はしっかりお話しておくべきです。金利や手数料についてや、借金にはどのようなリスクがあるのかなど。あと数年後の大人たちが、ちゃんとした大人かどうかは、今の僕たちにかかっています。
「教育」は親の「役目」でも学校の先生たちの「仕事」でもなく、大人になった者たちすべてが為すべき「使命」だと僕は考えています。
ところで、親もとを離れ、他県で生活を送る大人は、年間でたったの24時間しか親に会えないそうです。もちろんお盆休みとお正月休みがしっかり取れればの計算です。それを知ると、親に会えている時間は大切にしようと思ってしまいますね。
そんな、なかなか会っていない僕の両親ですが、先日2人揃ってUFOを目撃したらしいです(笑)(もちろん動画も送られてきました笑)
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!