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夏を制す者は受験を制すPart2
さて。今回も先週のメッセージに引き続き、中3生の県模試の話題からです。
先週の日曜日に中3生が受験した県模試は全体平均点が121.7点で、おそらく作成者の予想を3~4点下回ったのではないかと思います。また、塾生各々の素点が僕の方にメールで送られてきています。
※毎度のことではありますが、県模試は採点のスピードが尋常ではありません(笑)県模試受験者は1万3千人を越えるのに。まさに瞬速を超えた神速による採点です。
塾生の素点についてお話すると、「上回り・下回りはなく、想定内で予想通り」という具合です。
塾での勉強の様子や最近の定期テストの結果ではなくテスト勉強の様子を見聞きしていると、7月と8月の県模試の得点は大まかに予想できちゃいます。
8月(夏季講習)の頑張りが、8月の県模試に反映されることは殆どありません。勿論、個人差はあります。しかしながら、1か月間頑張っただけで学力が劇的に上昇するほど、高校受験の勉強は甘くありません。勝者は常に「不断の努力」と「圧倒的行動量」を兼ね備えている者です。
なので、7月・8月の県模試は、試験範囲の内容からも、中1から3年生の6月半ばまでの勉強量が大まかに反映されると考えて良いと思います。
では、7月・8月の「夏の頑張り」はいつ反映されるのか?
それは秋以降です。そして、その反映は数字としてはなかなか見えにくいものです。
ここで、2021年度の県模試の志望校判定における合格圏(B判定)の得点推移を示します。
《熊本北高校(普通)[校区外]》
※公式LINE のみ。
《熊本商業高校(商業)》
※公式LINE のみ。
この2校だけでなく、すべての高校の合格圏(B判定)の得点はゆっくりと下降します。特に3年生の内容の半分以上が入ってくる第4回以降では一気に得点が下降します。これは模試で得点を取り難くなるということ、すなわち試験問題が難しくなるということです。
このような得点の取り難い第4回・第5回の県模試において確実な得点源になり得るのが、
●時間的により多く復習と演習を繰り返すことのできる中1・中2の内容
●3年生の内容のうち比較的多く復習ができる内容(因数分解や平方根や2次方程式)
です。これは高校入試の本番において、正答率から判断しても同じことが言えます。
これらの内容のうち、前者は学校の授業が完全にストップする8月に、後者は体育祭の準備やらで学校の授業の進度が(9月以降と比較して)早くない7月までに徹底的に予習・復習・演習しておくのが各進学塾の標準的なセオリーです。勿論その後も細かく復習を繰り返して確実な得点源にしていきますが、3年生の内容の復習と並行しなければなりません。
つまり「夏の頑張り」が、秋以降の模試の結果や、高校入試本番の結果を下支えしているということです。だから、夏の頑張りがどこに反映されているかは少し見つけ難いんです。
夏季講習の案内にもある、「夏を制す者は受験を制す」がシンプルな事実であることは、このことからも明々白々です!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!