【気持ちは何からつくられる?】公式LINE配信メッセージ[2022.07.09]

弊塾Instagramにもぜひ来てください☆

絶賛フォロバ中(笑)!

いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

気持ちは何から作られる?

明日から中3生を対象とした2022年度の県模試(全5回)がスタートします。
模試の結果は、受験対策の方向性や勉強量を決める上で最も必要かつ重要なデータです。

受験勉強を進める中で受験生本人が必ず把握しておくべき情報は次の3つです。
1.自分の位置(県内平均との差)
2.自分の力量(何が不足しているのか)
3.志望校の難易度(最終的に獲得すべき得点)

この3つをどれだけ具体的に把握しているかで受験勉強における戦闘態勢は異なります。

ところで、行動を起こしたり継続させたりする上で「意気込みが…」とか「気合で…」とか、よく“気持ち”の大切さを投げ掛けてくれる大人たちがいます。名付けて「気持ち次第で体は動く派」です。

ちなみに、僕はその逆の「まずは体を動かせば、気持ちは後から付いてくる派」です(笑)

「気持ち次第で体は動く」について否定はしません。大事な考え方の1つなので。しかし、そこにはもう少し因数分解が欲しいと僕は思っています。
「気持ちが大切なら、その気持ちは何から作ればいいのか?」という問いです。

以前、「やる気が起きないです」と言う塾生に「やる気が起きるのは自然現象ではないよ~」という言葉をかけた覚えがあります。この言葉は、今回のお話にも少し絡んでいます。
意気込みや気合などの気持ち次第で体が動くという考えだけに偏っていると、自分が行動を起こせない時に自分の責任ではなく、やる気のせいにできてしまいます。

なので、「気持ち次第だ」と言うのならば、その気持ちを自分で作れるように準備しておく必要があるのです。

さて。問いを考えるときの注意として、「行動(体を動かす)」は答えにできません。それだと僕の所属する「まずは体を動かせば、気持ちは後から付いてくる派」になってしまうからです(笑)

では、気持ちは何から作られるのか?
何を材料にして、気持ちは作れば良いのか?

僕の解答は
「気持ち=情報 × タイミング」
です。

かなり極端な例を挙げると、志望校判定の情報を中1の夏に見るのと、中3の夏に見るのとでは、そのときの気持ちに大きな差が出ます。

※10代の気持ちの浮き沈みが激しいのも、1日のうちで入ってくる情報量が多いからではないかと思っています(笑)

県模試は先述した3つの把握しておくべき情報を全5回のいずれも適切なタイミングで提示してくれます。気持ち形成には最適な材料と言えるでしょう。

県模試後の自己採点や解き直しの結果や数日後に郵送される正規の結果を踏まえ、受験生たちがどんどん気持ちを塗り替えて行動を起こしてくれるところに、僕は引き続き尽力したいと思います!

今回は「気持ち」についてお話したので、最後に「気持ち」についての注意点もお話します。

気持ちの切り替えというのは、すぐには出来ないものです。

世の中には「やる気スイッチ」というネーミングセンスも良ければ使い勝手も良い言葉がありますが、そんなものは存在しません。
そんなものがあればメンタルを患う方々をもっと早く、もっと確実に治せるはずです。しかし、現実は全然違います。

気持ちの変化とは、他者の手によって急に起こせるものではなく、ゆっくりじっくりと自分の手で進ませるものです。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です