【満点をねらうな!合格点をねらえ!!】公式LINE配信メッセージ[2022.11.12]

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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

受験生は満点をめざすな、合格点をねらえ!

早くも11月も半ば過ぎ。冬の訪れとともに受験生たちの受験対策もいよいよ大詰めです。
今月から大学入試がはじまる高校3年生、来月から中学入試がはじまる小学6年生、年明けに高校入試がはじまる中学3年生、それぞれ目指すべきは「入試における合格点」です!

時折、「満点を目指して勉強していれば大丈夫なのでは?」と考えている学生などもいます。
おそらくは、「“全部”できるようになれば大丈夫」という発想なのかもしれません。
この「全部できるようになれば…」で受験勉強を進めて問題が無いのは、高校生なら高1の末頃~(遅くても)高2の中頃まで、中学生なら中2の末まで、小学生なら小6のはじめまでです。

受験生の勉強には、将来役立つかどうかは関係なしに、受験校に合格しなければならないという明確な「目的」があります。そして、その目的達成にはタイムリミットがあります。

タイムリミットがある以上、行動に優先順位をつけることはとても大事です。「やるべきもの」若しくは「やる必要のないもの」の選別です。

合格を目指す受験生は単なる「苦手の克服」ではなく、合格点を取るための「基礎の定着・基礎の使用と応用・苦手の克服」を優先して、勉強を進めなければなりません。なので、めざす合格点次第または志望校次第で当然、「復習する必要のない単元や範囲」「解き直しをしなくていい問題」があったり、その内容や幅が異なったりします。勿論、「今は…」が付きますが。

このように「合格点を取るための勉強」があるのと同様に、実際の試験中や模擬試験中には「合格点を取るための解き方・進め方」もあります。

それは、「解くべき問題」「飛ばすべき問題」の選別です。これも合格点や志望校によってその種類は大きく異なります。

ザックリとした問題の選び方は次の通りです。
めざす合格点が全体の5割なら、正答率(得点率)が50%以上の問題が「解くべき問題」で50%未満は「飛ばすべき問題」、合格点が全体の8割なら、正答率が20%以上が「解くべき問題で」20%未満が「飛ばすべき問題」です。

さらに熊本県の高校入試に当てはめると、正答率(得点率)50%以上の問題とは中3生の2人に1人が解けるような「基本問題」です。
数学では、大問1の計算問題と、大問2のような小問集合や一行問題と呼ばれる短い文章問題がそれに当たります。
英語では、空欄に適当な単語や短い英文を埋める空欄補充、単語の形を変えて答える語形変化、「Yes/No」で答えられる英作文の問題などです。

※文字に起こすと英単語を覚えるだけで解けそうにも思えますが、中学英語の「基本問題」の殆どは文法力が問われる問題です。

理科・社会では、重要語句などの知識がシンプルに問われているだけの問題などです。

中3生なら、このような基本問題だけに絞って勉強を進めても、3年くらい前で250点満点の120点前後、最近では110点前後は取れるようになります。

受験生たちは、少なくとも今までで、最も時間を無駄にしてはいけない時期にいます。
自分に必要な合格点を把握したうえで、何をすべきで何をする必要がないのか、しっかり選別しながら時間を効率よく消費しなくてはなりません。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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