【先生は厳しい方が良いのか?】公式LINE配信メッセージ[2023.07.01]

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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生・体験生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

先生は厳しい方が良いのか?

先日、小学生から

「厳しい(恐い)先生の方が、成績は良くなるんですか?」

という質問がありました。

「どう勉強したら成績(テストの点数)は上げられるのか」という話の中での質問だったので、僕のこれまでの経験を踏まえて、「もちろん、そうだよ!(笑)」と返しました。

案の定、質問してくれた小学生は
「(だるそうに笑)ぇえー…」
という反応でしたが(笑)

僕の経験というのは、僕が高校生のときのお話です。だからもう20年前のお話です(笑)
小学生からすれば「むかーし、むかし、あるところに…」的な、ただの昔話です(笑)

僕が中学から高校にあがる時、最も成績が低かった(テストの点が低かった)のは、数学でした。なので、中学時代は、数学が心底嫌いでした。
そして、高校でその数学を教えてくれた先生は、言語化しにくいほど、超絶恐ろしい先生でした。

数学の授業が始まる前に、事前に(前回の授業終わりに)先生から指名された数名の生徒が、充てられた問題の解答を、黒板に板書しておかないといけないのですが…
授業が始まる前に板書が終わっていなければ、眉間のシワが数本増えて、舌打ちor無言の威圧。
板書した解答が的外れなものなら「…あ?っんだ、これ?」と、眉間のシワが数本増えて、鋭い眼光がこちらに飛んできます(恐)

そして、「これぐらい分かるよな?」と言わんばかりのスピードで、板書された解答の解説が進みます。

ちなみに居眠りなんてすれば、ガッチガチに丸められたノート(?)でスパーーンッと叩かれたあと、「てめぇ、●すぞ…」なんていう禁止ワードでとどめです(震)いまの学校なら大問題です(笑)
でも、この場合は寝ていた生徒が一番悪いです。先生は汗だくで解説をしてくれていたのに。

また、B4サイズの宿題プリントを忘れようものなら、鉄拳が飛んできます(恐)
…でも、個人的に興味深かったのは、忘れ物を報告するタイミングで、先生からの鉄拳の威力や種類が違うことでした(笑)
早朝での報告なら鉄拳は無し。1限目がはじまって以降の報告であれば通常の鉄拳。授業中の報告であれば最大威力の鉄拳。ちなみに僕は最大威力の鉄拳を授業中に経験済みです(笑)
報告・連絡の早期徹底の大切さは、この時に学びました(笑)

そんな恐ろしい先生だったので、数学の予習は必死です。
もちろん、テスト勉強も必死です。あの眼光と対峙した状況で、返却されるのですから(震)

そうしているうちに、数学は“苦手ではない教科”になっていました。
2年後の大学入試で、点数を稼いでくれたのは、まさかの数学でした。
これらの理由は、もちろん、必死になってたくさん勉強したからです。
でも、そのきっかけをつくったのは、間違いなく、あの恐い先生です。

今では、先生の在り方としては、完全にアウトかもしれません。
しかしながら、それゆえに、今の学生たちは、より自発的に、かつ自力で判断を下し、為すべきことを為す必要があるということです。

恐怖を伴う厳しさが絶対的に必要であるとは言えません。
しかし、無理矢理にでも手を引っ張ってくれた存在が、学校からいなくなった今の現状は、1つの成長でもあり、1つの課題でもあると僕は考えています。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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