…で結局、定期テスト対策においてワークは何周解けばよかったのか?というお話
前期中間テストが遠い昔の出来事だったかのように思える近頃ですが、およそ2か月後に前期期末テストが実施されるのを確認すれば、そう思えるのも納得できます。
およそ2か月後に実施されるので、およそ1か月と2週間後には前期期末テストの対策期間に突入します。
個人的な時間の感覚として言えば「もう、すぐ」です。
ということで今回は、軽くではありますが、前期期末テストの対策に向けてどうすべきかを、前期中間テストの諸々を振り返りながらお話したいと思います。
6月1日(土)を6月の第1週目として、第2週目または第3週目に実施されていた前期中間テスト。
なので、その対策期間としたのはGW明け1週間後くらいの、5月の第4週目くらいからでした。
この時期、テスト2週間前にすぐに対策勉強に本腰を入れられる中学生は、かなり稀です。その理由は3つ。連休明けであること・体育祭が近いこと・中体連が近いことです。言ってしまえば、体力をめちゃめちゃ消耗している時期なんです。だから、なかなか対策勉強に身が入らないという生徒が比較的多いです。
にもかかわらず、年度内で高得点の結果が最も出やすいのは前期中間テストです。その理由はテストの内容が、それ以降の定期テストに比べて簡単だからです。2・3年の社会以外、教科書のはじめの方だから取っ付き易い単元であるということもありますし、年度はじめだから授業の進みがゆっくりで、さらに体育祭の練習で授業時間が少ないことにより、テスト範囲がそんなに広がりません。数学について言えば全学年、テスト内容のメインは「計算問題」です。だから、前期中間テストは高得点を出し易いんです。
では、そんな前期中間テストで8割以上の得点を取った教科にはどれだけの勉強量を費やしたのか?
今後の基準にもなるよう弊塾の塾生がテスト当日までにワークを何周解いたのか、ちゃっかり記録をとっております。
今回1教科8割以上の得点を取った場合の、ワーク1冊を解いた平均回数は2.7周です。おおよそ3周と妥当過ぎる数字が出たので、正直驚きました。「テスト対策でワークは3周以上」これはどの学習塾でも同じだと思います。
次回の前期期末が前期中間よりも難しくなっているのは当たり前で、それゆえ前期中間のテスト対策の量では足りないことも至極当然です。しかし、与えられているテスト対策の時間は前回と同じです。それなら、前回の自分よりも速く行動して前回の自分よりも多く行動をすることで、前回の自分を超えるべきす。
ワークを解く回数の基準は「3回以上」。
「量」をこなせば、その中で得られる「気付き」によって「質」は必ず付いてきます。そして量をこなすために必要なのが、逆算できること、即ち、自分の力量を把握していることです。もしもそれがどうにも難しいようなら私に聞いてください!正直に答えます!
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!来週も宜しくお願い致します!