言葉は必ず知識に繋がるので、言語化のトレーニングを欠いてはいけない
3月に入り、各種企業では2022年卒の大学生・院生を対象とする新卒採用の情報公開および会社説明会の開催、エントリーの受付が解禁となりました。続く6月には適性試験や面接等の選考が解禁されます。
※しかしそれはメディアだけの情報であり、大手IT系やコンサル系等の企業では即戦力やインフルエンサーとなりうる(または成長に期待できる)人材確保のため、インターンやコネクションを通じて、かなり早期に内々定の通知を学生たちに出しています。
卑怯だと捉える方もいらっしゃるかもしれませんが、人材採用とは企業にとって最もリスクの高い「投資」です。失敗すれば、今働いてくれている社員の給与(生計)や業務、モチベーションに大きな影響を与えることになるでしょう。なので、有能な人材をより早く確保しようとすることは、違法にならない限り、当然のことなのです。
大卒・高卒問わず、または文系・理系問わず「各種企業が学生たちに求めるスキル」のランキング上位には、毎年必ず「コミュニケーション能力」が入ります。コミュニケーション能力と一言で言っても、協力的か・目上の人や初対面の人に敬語を使えるか・表情をつくれるかなど、様々な能力が含まれています。
このようなコミュニケーション能力の中で私が最も大切だと考えている能力が、「言語化の能力」です。簡単に言えば「自分の考えや想いをすぐに言葉にできる能力」です。
もしかして簡単だと思いましたか?しかしこれが結構難しいものなのです。
例えば、面白い(と思った)映画を見たときに「何がどんな風に、なんで面白かったのか?」感想を具体的に言葉にできるか、試してみてください!
ここで注意したいのが「ヤバい」などの汎用性の高い言葉を遣わないようにすることです。
※高校生の頃は「ヤバい」なんて授業中に遣ったら、間髪入れずに国語科のおじいちゃん先生に「何が、どうヤバいんや!?答えてみ!」と突っ込まれてたものです(笑)
「ヤバい」は汎用性が高過ぎる言葉のため、言語化の思考を停止させてしまうと、僕は勝手に思っています(笑)
個人的な見解ですが、Twitterなど言語化が主軸のSNSが若者の間で普及していながら、若者の言語化の能力が高いと思えないのは、汎用性の高い言葉にも原因があるのではないかと思います。
あたりまえのことですが、言葉を知らなければ考えや想いの言語化なんてできません。
言語化の能力を高めるためには、「言葉を知る」機会を設けることがとても大切なのです。
人間は、言葉を知ることで知識を得ることができます。その知識を活かして、人間はより良い生活を営むことができます。
より多くの言葉を知ることが、人としての人生に彩を与えるのです。
だから、「善く生きる」ためにも「言語化のトレーニング」を欠いてはいけないと考えています。
目的は「考えの言語化」なので、言葉にした内容が正解なのかどうかは一切気にしません(笑)しかし、Instagramへの投稿なので、1人でも2人でも人の目に晒されることを意識できることで「言葉さがし・言葉えらび」に集中できます。
個人的には良い「言語化トレーニング」になってます!
でもやっぱり、「ヤバい」とか「エグい」とか、「言葉にできないこの上ない感動や驚き」を表現したいときは、とても便利なので使ってしまいますね(笑)
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!!