【「調べても分かりません」は調べていない】公式LINE配信メッセージ[2021.04.17]

「調べても分かりません」は早めに克服した方が良い

先日「調べる」ことについて人と話す機会があったので、それを踏まえた内容を今回はお話します。

「調べても分からなかった」
「ググっても分からなかった」

こういった発言を聞いたことはないでしょうか?特に小中高生など、10代の学生に多いように思います(仕事柄かもしれませんが)。この「調べても分からなかった」とは、どういう状況なのでしょう?これには恐らく次の2パターンがあると思います。

➀辞書やネットを使っても、調べたかったものを探し出せなかった.
これはシンプルに、辞書やスマホなどの使い方を知らないだけで、使い方さえ覚えればいいだけですね。

②辞書やネットを使っても、説明している意味が分からなかった.
この②の状況を、私は早めに克服すべきだと思うのです。これはそもそも「調べる」ことがどういう行動なのかを理解できていないため、実行できていません。

「説明している意味が分からなかった」とは、そこに書かれている言葉の意味が分からなかったということです。それならば、なぜ、次はそこに書かれていた意味が分からなかった言葉を調べようとしなかったのでしょう?「○○○を調べる」とき、○○○の内容だけを調べようとする人は少なくありません。

「調べる」とは「連鎖させる行動」なのです。このことが馴染んでいる小中高生はどれだけいるのでしょう?

例えば、先日私が「NFT」について調べたところ、「非代替性トークンのこと」と出てきました。なので、次は非代替性トークンを調べてみると「ブロックチェーンに保存されているデータの単位」と出てきました。なので、もちろん次はブロックチェーンについて調べると…

と、こんな具合に、初めはNFTについて調べたかったのに、どんどん全然違う言葉を調べていく羽目になったのです。ちなみブロックチェーンを調べると、その説明文は知らない言葉のオンパレードで、幾つもの言葉を調べて、ようやくブロックチェーンを少し知ることができました(笑)

「調べる」とはこのように、「AはBである」と書かれていたらBを調べ、「BはCとDである」と書かれていたら次はCとDを調べるというように、どんどん連鎖させていくべき行動なのです。

「調べる」が連鎖するのは、知識不足だからでは?と思う人がいたとすれば、それはナンセンスです。知識不足を補うために「調べる」のですから。

さらに「調べる」の連鎖は一本道ではなく、枝分かれする連鎖です。例えば、先ほどのNFTについて調べた私は、知らない言葉を調べるうちにビットコイン等のデジタル通貨がどのようなものなのかを知ることもできました。このように「調べる」の連鎖で、自分の知識の幅がぐんと広がるのです。

知識の幅の広がりは「人生における選択肢の広がり」と等しく、または同価値だと私は考えています。

「調べる」という基本スキルを早めに身につけることが、進路を開拓するスキルへ結びつき、自分の将来のビジョンをより一層広めることができるのです!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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