ココは田舎の学習塾#10志望理由は3部作ストーリーに仕上げる!Part3

さて。先日の志望理由は3部作ストーリーに仕上げる!

そして、そのPart2は読んで頂けましたか??

※ちなみに動画のほうもよろしくお願いします!!

令和4年度 熊本県の高校入試を知ろう#2前期選抜編

今回も途中までは前回、前々回のコピペです!

繰り返し同じ内容に目を通しながら、前期選抜がどのようなもので、志望理由にはどのようなことを考えておくべきなのか、しっかり記憶・理解していきましょう!

前期選抜の準備で最も必要なのは・・・

前期選抜では国数英社理の主要5科目の試験ではない、

作文試験や実技試験、そして面接なんかがあるのですが・・・

これら前期選抜の受験対策の中で必ず…必ずや、絶対に、しておかなければならないコトがあります。

それは・・・

志望理由を考えること!

です。

今回はこの場をお借りして、

さかき的、志望理由の考え方

をお伝えいたします。

これは公立高校の前期選抜だけでなく、推薦入試、

そして大学受験や就職試験での面接対策でも使える考え方なので、ぜひともご参考の1つに加えてください!

志望理由は3部作ストーリーで考えておこう!

志望理由を考えるとなると、

「どうしてその学校に入りたいのか?」

と、「入口」のことだけを考えてしまいがちです。

しかし、私的にそれはまだまだ甘いんです。

志望理由とは…

Episode1:なぜ貴校に入学したいのか&なぜ貴校でなくてはならないのか?

Episode2:貴校に入学して何をしたいのか?

Episode3:貴校を卒業してどうしたいのか?

の3部作ストーリーで考えておくべきだ!

と、私は考えています。入口から出口までが本当の志望理由なんです!

もちろん、実際の面接のときに志望理由を聞かれて、上記すべてを答える必要はありません(笑)

自分が強く「伝えたい!」と思っているEpisodeだけをお話しすればいいのです。

3部作ストーリーは、勝負のための「手札」として、最低限準備しておくものです。

 

Episode1:なぜ貴校に入学したいのか&なぜ貴校でなくてはならないのか?

まずは何といってもこれ。3部作ストーリーの入り口。

【なぜ貴校に入学したいのか?】

その学校の雰囲気や理念、信念、校訓などの校風に触れるも良し!

進学実績や検定試験合格実績、就職実績などの数字データに触れるも良し!

「貴校で勉強する兄を見て…」など、在校生または卒業生であった親族や先輩に触れるも良し!

夏のオープンスクールや学校説明会などに参加したときの実体験に触れるも良し!!

大事なのは、具体的な事実を根拠にしていることです!

ウソは見抜かれます。面接官は別名:ウソ発見スペシャリストであり(ウソです)、ウソを見抜くことも仕事の1つです(本当です)。

志望理由を述べる際には、誠実に、事実を述べることが何よりも大切です。

 

そして、志望理由により強い意志を加えることができる話が…

【なぜ貴校でなくてはならないのか?】

例えば、熊本工業高校を志望校にしたとしましょう。

工業系に進学したい理由はすぐに考えられるし、すぐに思いつくことでしょう。将来エンジニアになりたいからとか、自動車の開発に携わりたいからとか、化学工業を学びたいからとか…。

では、なぜ熊本工業高校でなければならないのか?

熊本に工業系の高等学校・高等専門学校は1校ではありません。2年次には工業系に進める総合学科の高校もあります。

学区や、入試の合格ラインの壁を考慮しなければ、選択できる工業系の高校なんて何校もあるのです。

※実際、熊本県の学区なんて2021年10月の現在、無いようなものです(笑)

そんな何校もある工業系の高校の中から、なぜ熊本工業高校を選んだのか?なぜ熊本工業高校でなければならないのか?他の高校ではダメなのか??

「自分の進学先がその高校でなければならない理由」これもすごく大事です!!

この高校でなければならない!この高校じゃないとダメなんです!

と、言い切れるネタを探せれば、あなたの志望理由はより強いものとなるでしょう。

 

では、どのようにしてそんなネタを探せばいいのか?

それは志望している高校の魅力をひたすら探すのです。ホームページや学校案内のパンフレット、先輩や先生の話など、探せる場所は沢山あります。

好きなアイドル、好きなアニメ、好きなスポーツ選手について、その魅力はひたすら話せますよね?それらを他者に勧めることもできるくらいに。

それくらい志望校の魅力を探してみましょう!

「この高校にはこんな素晴らしいところがあるんです!」

と、その高校に勤務している先生である面接官に、その高校の魅力を我が物顔で語り、勧められるくらいになりましょう!

※自分の勤務先をひたすら褒められることは、気持ちいいことです(笑)

 

ただ、ここで注意点です。

探し考えるのは、あくまでも「なぜ貴校でなければならないのか」であって、「なぜ他校はダメなのか」ではありません。

もちろん、他校と比較しながら志望校の魅力を探すのはとてもいい方法です!

しかし、他校を見下すような発言をしたり、悪く言ったりしてはいけません。

自分の印象を下げるだけですし、受験生として、人として最低です。

そこは絶対に気をつけましょう!!

 

Episode2:入学して何をしたいのか?

志望理由3部作ストーリーのうち、Episode2では入学してからの内容(希望や予定)を考えておきましょう!

ここでも内容が具体的であるかどうかに注意しましょう!

「しっかり勉強を頑張りたい」

「ちゃんと部活をしたい」

など「ちゃんと」や「しっかり」や「たくさん」などのような漠然としたワードを入れないよう努力しましょう!

【何を・どのくらい・どのようにして、どういう結果を出したいのか】これぐらいは最低限考えておきましょう!

ネタ作りのコツは、自分は当然の如く入試に合格して、そこの高校の生徒としてめちゃくちゃ充実した高校生活を送っているところをイメージしまくることです!

「今僕は〇〇高校の生徒だ。そこではこんなことをするぞ!こんな素晴らしい結果を残して、〇〇高校に貢献するぞ!〇〇高校の名を高めるのは僕だ!!」

ちょっと危ないヤツって思われるかもしれませんが(笑)、それぐらいの自信&確信のマインドで考えてみましょう!

 

Episode3:卒業してどうしたいのか?

志望理由3部作ストーリー、ラストのEpisode3は、卒業して何をしたいのか・どう在りたいのかなど「出口」の話です。

Episode3はEpisode2よりも考えるのが簡単だと言う人もいるかもしれません。その人たちは、将来就きたい職業や進学したい大学などが現時点で決まっている人たちですね。

ではそれとは逆に、将来の夢がなかったり、大学や専門学校など「進学」がいまいちよく分からなかったりする人たちは何を考えておけばいいのでしょう?もしも「卒業したらどうしたいのか?」と面接官に聞かれたら、何と答えればいいのでしょう?

そのときは「まだ決めていません」とありのままの事実を答えるのがベストです。例えば、受験した高校が「英語科」だったからと言って、無理矢理「英語を使うお仕事…翻訳のお仕事がしたいです。」なんて、その場しのぎのコトを言っても面接官には響きません。言葉と声に熱量を感じないからです。それどころか、ウソだと見抜かれてしまうかもしれません!「この子はウソをつくのか」なんて思われたら一発アウトですね。

まだ決めていません。しかし、この高校での学業と得られる貴重な経験を通して、将来の道筋を決めていきたいと今は考えています。

こんな具合のことを、はっきりと、もう少し具体化して答えられると良いかもしれません!

 

いかがだったでしょうか?

ここで挙げた内容は、僕自身が考えている対策の方法でしかありません。これらの他にもたくさんの対策方法やEpisode作りの方法などがあると思います!学校の先生方や、塾の講師、そしてお母さんやお父さん、お兄さん・お姉さんなど、身の回りにいる「大人」と思える人たちからたくさん情報を聞いて回ってみてください!自分が納得のいく受験勉強・受験対策を進めていきましょう!

受験勉強の一番の対策は、情報収集です!

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