【ドラマやアニメを、見ないよりは見た方が良い理由】公式LINE配信メッセージ[2022.03.26]

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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

《来週から春季講習2022に突入致します!》
早くも3月も残り数日となり、いよいよ春、新たなステージの幕開けです!
弊塾・ウィンドミルも、利用して頂いている皆様のおかげで無事3年度目を迎えることができます。
カッコよく言えば、第三章の幕開けです!(笑)
塾生たちには進級・進学の新たなスタートに向けて、春季講習でもしっかり頑張ってほしいと思っております!

ドラマやアニメや映画を見ないよりは見た方がいい理由

春休みなどの長期休業期間になると、学生たちはテレビや動画などの「映像娯楽」に貴重な時間を大量に割きがちです。この期間、
「テレビばかり見てないで勉強しなさい!!」
と怒鳴りたくなる保護者が日本にどれだけいることでしょう。
僕も「長時間テレビを見るよりか、長時間勉強した方が将来のためなる」と思っている人間です。

しかしながら、テレビや動画そして漫画も、「見ない方が良い」とは全く思っていません。むしろ、テレビや動画でドラマやアニメは見た方が良いと考えています。勿論、見過ぎはNGですが。

ドラマやアニメを見ることで得られるのは「疑似体験」です。
冒険ドラマでは「世界の広さと人が持てる勇気」を、恋愛ドラマでは「恋することや人を想うこと」を、刑事ドラマでは「大人の仕事や“善と悪”」を、サスペンスドラマでは「人間の恨み妬み嫉み」を(笑)、疑似的に体験できます。映像作品の題材や世界観・価値観の数だけ疑似体験ができるのです。

このような「疑似体験」は、人としての成長を促す上で非常に大切だと僕は考えています。なぜなら人は体験(経験)を材料にして成長するからです。それが実体験でも疑似体験でも、成長を促す体験になり得ます。
現実における家庭と学校という、たった2つだけの世界と社会では、成長したくてたまらない子どもたちにとっては材料不足で、かつ疑問だらけです。その材料不足を補い、多くの疑問の(そのときの)最適解を示してくれるのが、夜9時からのドラマだったり、サブスクのアニメだったりするのです。

なので、疑似体験のできるドラマやアニメは少なからず見ておいた方が良いと思うのです。

先日から放送されはじめた新しいヒーロー戦隊では、ピンク色のヒーローに変身するのは奥さんのいる男性サラリーマンです。
令和の時代は「男らしさ・女らしさ」を強調しない(若しくはできない)社会・コミュニティが広がります。「ピンク=女の子の色」ではないという令和の時代に必要な価値観も、疑似体験を通して定着するかもしれません。ちなみに今の仮面ライダーもピンク色です。

※個人的に「男らしさ・女らしさ」を全てにおいて排除すべきだとは思っていません。生物的な側面での排除は医術の介入なしでは無理です。また文化的な側面において、美しい男性・カッコイイ女性という容姿や仕草を賞賛する表現は「男らしさ・女らしさ」という価値観が根底にあるからこそ成立しうる表現だと個人的に考えています。

最近は「多様性」というパワーワードが所構わず使われがちで、多様性というワードが多様性を打ち消しているように思えます。これから自分たちが生きる社会で本当に必要な「多様性」とは何か、それを「疑似体験」を通して知っていくこともできるかもしれません。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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